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DSA のエディション

以下の 2 つのエディションの Dynamic System Analysis が使用可能です。

  • DSA ポータブル

    DSA Portable エディションは、オペレーティング・システムの内部で実行されます。実行するためにサーバーを再起動する必要はありません。このエディションは、Web からダウンロードする自己解凍型ファイルとしてパッケージされています。このファイルは、実行すると一時フォルダーに自己解凍され、ハードウェアおよびオペレーティング・システムに関する情報の包括的な収集を実行します。実行後には、一時ファイルおよびフォルダーを自動的に削除し、データ収集および診断の結果をサーバーに残します。

    サーバーを始動できる場合は、DSA Portable を使用してください。

  • DSA プレブート

    DSA Preboot は、オペレーティング・システムの外部で実行されます。実行するためにはサーバーを再起動する必要があります。DSA Preboot はサーバー上でフラッシュ・メモリーとして提供されるか、Lenovo ToolsCenter Bootable Media Creator (BoMC) を使用して、CD、DVD、ISO、USB、または PXE などのブート可能メディアを作成することができます。詳しくは、BoMC の「インストールおよびユーザーズ・ガイド」(IBM Bootable Media Creator Web サイト) を参照してください。他のエディションの DSA の機能に加えて、DSA Preboot には診断ルーチンが組み込まれているため、オペレーティング・システム環境の内部で実行すると障害が発生する可能性があります (デバイスのリセットやネットワーク接続性の喪失など)。このエディションのグラフィカル・ユーザー・インターフェースを使用して、実行する診断を指定したり、診断とデータ収集の結果を表示することができます。

    DSA Preboot は、以下のシステム・コンポーネント (取り付けられている場合) に対する診断を行います。
    • Emulex ネットワーク・アダプター
    • 光ディスク・デバイス (CD または DVD)
    • テープ・ドライブ (SCSI、SAS、または SATA)
    • メモリー
    • マイクロプロセッサー
    • チェックポイント・パネル
    • I2C バス
    • SAS ドライブおよび SATA ドライブ

    サーバーを再起動できない場合、または包括的な診断が必要な場合は、DSA Preboot を使用してください。

ユーティリティーの詳しい説明とダウンロードについては、IBM Dynamic System Analysis (DSA) Web サイトに進んでください。