汎用固有 ID (UUID) の更新
システム・ボードを交換した場合、汎用固有 ID (UUID) を更新する必要があります。Advanced Settings Utility を使用して、UEFI ベースのサーバーの UUID を更新します。
- Advanced Settings Utility (ASU) をダウンロードします。
- Lenovo Support Portal に進みます。
- パネルの上部にある「Downloads」タブをクリックします。
- 「ToolsCenter」の下で、「View ToolsCenter downloads」を選択します。
- 「Advanced Settings Utility (ASU)」を選択します。
- スクロールダウンし、リンクをクリックして、ご使用のオペレーティング・システム用の ASU バージョンをダウンロードします。
- ASU は、Integrated Management Module (IMM) で UUID を設定します。次のいずれかの方法を選択して Integrated Management Module (IMM) にアクセスし、UUID を設定します。
- ターゲット・システムからオンラインでアクセス (LAN またはキーボード・コンソール・スタイル (KCS) のアクセス)
- ターゲット・システムへのリモート・アクセス (LAN ベース)
- ASU を含んでいるブート可能メディア (ブート可能メディアに応じて、LAN または KCS)
- ASU パッケージ (これには、他の必要なファイルも含まれている) をサーバーにコピーし、解凍します。ASU と必要なファイルを必ず同じディレクトリーに解凍してください。アプリケーション実行可能ファイル (asu または asu64) の他に、以下のファイルが必要です。
- Windows ベースのオペレーティング・システムの場合:
- Lenovo_rndis_server_os.inf
- device.cat
- Linux ベースのオペレーティング・システムの場合:
- cdc_interface.sh
- Windows ベースのオペレーティング・システムの場合:
- ASU をインストールした後、次のコマンド構文を使用して UUID を設定します。asu set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoUUID <uuid_value> [access_method]ここで、それぞれ以下の意味があります。
- <uuid_value>
- ユーザーが割り当てる最大 16 バイトの 16 進値。
- [access_method]
- 以下の方式からユーザーが使用することを選択したアクセス方式。
オンライン認証 LAN アクセスの場合、次のコマンドを入力します。
[host <imm_internal_ip>] [user <imm_user_id>][password <imm_password>]
ここで、それぞれ以下の意味があります。- imm_internal_ip
- IMM 内部 LAN/USB IP アドレス。デフォルト値は 169.254.95.118 です。
- imm_user_id
- IMM アカウント (12 アカウントのうちの 1 つ)。デフォルト値は USERID です。
- imm_password
- IMM アカウントのパスワード (12 アカウントのうちの 1 つ)。デフォルト値は PASSW0RD (O ではなくゼロ 0 を使用) です。
注いずれのパラメーターも指定しない場合、ASU はデフォルト値を使用します。デフォルト値が使用され、オンライン認証の LAN アクセス方式を使用して ASU が IMM にアクセスできないとき、ASU は自動的に認定されていない KCS アクセス方式を使用します。以下のコマンドは、userid およびパスワードのデフォルト値を使用する例と、デフォルト値を使用しない例です。
userid および password のデフォルト値を使用しない例:asu set SYSTEM_PROD_DATA.SYsInfoUUID <uuid_value> --user <user_id> --password <password>
userid および password のデフォルト値を使用する例:asu set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoUUID <uuid_value>
オンライン KCS アクセス (非認証およびユーザー制限付き) の場合:
このアクセス方式を使用する場合は、access_method の値を指定する必要はありません。
例:asu set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoUUID <uuid_value>
KCS アクセス方式は IPMI/KCS インターフェースを使用します。この方式では、IPMI ドライバーがインストールされている必要があります。一部のオペレーティング・システムには、IPMI ドライバーがデフォルトでインストールされます。ASU は対応するマッピング・レイヤーを提供します。詳細については、「Advanced Settings Utility Users Guide」を参照してください。「ASU Users Guide」には Lenovo Web サイトからアクセスできます。
注Lenovo Web サイトは定期的に更新されます。実際の手順は、本書の説明とは少々異なる場合があります。- Lenovo Support Portal に進みます。
- パネルの上部にある「Downloads」タブをクリックします。
- 「ToolsCenter」の下で、「View ToolsCenter downloads」を選択します。
- 「Advanced Settings Utility (ASU)」を選択します。
- スクロールダウンし、リンクをクリックして、ご使用のオペレーティング・システム用の ASU バージョンをダウンロードします。「Online Help」のところまでスクロールダウンし、「Advanced Settings Utility Users Guide」をダウンロードします。
リモート LAN アクセスの場合、次のコマンドを入力します。
注リモート LAN アクセス方式を使用し、クライアントから LAN を使用して IMM にアクセスする場合、「host」および「imm_external_ip」アドレスは必須パラメーターです。host <imm_external_ip> [user <imm_user_id>][password <imm_password>]
ここで、それぞれ以下の意味があります。- imm_external_ip
- 外部 IMM LAN IP アドレス。デフォルト値はありません。このパラメーターは必須です。
- imm_user_id
- IMM アカウント (12 アカウントのうちの 1 つ)。デフォルト値は USERID です。
- imm_password
- IMM アカウントのパスワード (12 アカウントのうちの 1 つ)。デフォルト値は PASSW0RD (O ではなくゼロ 0 を使用) です。
以下のコマンドは、userid およびパスワードのデフォルト値を使用する例と、デフォルト値を使用しない例です。
userid および password のデフォルト値を使用しない例:asu set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoProdName <m/t_model> --host <imm_ip> --user <imm_user_id> --password <imm_password> asu set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoSerialNum <s/n> --host <imm_ip> --user <imm_user_id> --password <imm_password> asu set SYSTEM_PROD_DATA.SysEncloseAssetTag <asset_tag> --host <imm_ip> --user <imm_user_id> --password <imm_password>
userid および password のデフォルト値を使用する例:asu set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoProdName <m/t_model> --host <imm_ip> asu set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoSerialNum <s/n> --host <imm_ip> asu set SYSTEM_PROD_DATA.SysEncloseAssetTag <asset_tag> --host <imm_ip>
ブート可能メディア:
ToolsCenter Web サイト (IBM ToolsCenter Web サイト) から入手可能なアプリケーションを使用してブート可能メディアを作成することもできます。「Lenovo ToolsCenter」ページをスクロールダウンし、該当するツールを見つけてください。
- サーバーを再起動します。