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ホット・スワップ AC 電源の交換

以下の情報を使用して、ホット・スワップ AC 電源を交換します。

以下に、サーバーがサポートするパワー・サプライのタイプ、およびパワー・サプライを取り付ける際に考慮すべき事項について示します。
  • 追加のパワー・サプライの取り付け、あるいは異なるワット数のパワー・サプライとの交換を行う前には、Power Configurator ユーティリティーを使用して現行のシステム電力使用量を確認してください。ユーティリティーの詳しい説明とダウンロードについては、http://www-03.ibm.com/systems/bladecenter/resources/powerconfig.html にアクセスしてください。
  • サーバーには、パワー・サプライ・ベイ 1 に接続する 1 個のホット・スワップ 12 V 出力パワー・サプライが標準で搭載されています。入力電圧は、100-127 V AC または 200-240 V AC の自動検知です。
  • サーバーが適切に作動することを確実にするために、サーバー内のパワー・サプライは、電力定格 (ワット数) が同一でなければなりません。たとえば、750 ワットのパワー・サプライと 1500 ワットのパワー・サプライをサーバー内で混用することはできません。
  • サーバー内で高効率パワー・サプライと高効率ではないパワー・サプライを混用することはできません。
  • これらのパワー・サプライは、並列操作向けの設計になっています。パワー・サプライに障害が発生した場合、リダンダント電源がシステムに電源を供給し続けます。このサーバーでは、最大 2 つのパワー・サプライをサポートします。


注意
デバイスの電源制御ボタンおよびパワー・サプライの電源スイッチは、デバイスに供給されている電流をオフにするものではありません。デバイスには 2 本以上の電源コードが使われている場合があります。デバイスから完全に電気を取り除くには電源からすべての電源コードを切り離してください。




注意
パワー・サプライまたは次のラベルが貼られている部分のカバーは決して取り外さないでください。

このラベルが貼られているコンポーネントの内部には、危険な電圧、強い電流が流れています。これらのコンポーネントの内部には、保守が可能な部品はありません。これらの部品に問題があると思われる場合はサービス技術員に連絡してください。

ホット・スワップ AC 電源を取り付けるには、次のステップを行います。

  1. 安全についてで始まる『安全について』と 取り付け作業上の注意事項をお読みください。
  2. サーバーの塗装されていない金属面に、ホット・スワップ・パワー・サプライが入っている帯電防止パッケージを触れさせてから、パワー・サプライをパッケージから取り出し、静電気防止板の上に置きます。
  3. パワー・サプライ後部のハンドルをつかみ、パワー・サプライの前方にスライドして、しっかり収まるまでパワー・サプライ・ベイに入れます。パワー・サプライがパワー・サプライ・コネクターにしっかりと接続されていることを確認します。
    重要
    このサーバーでは、750 ワットと 900 ワットのパワー・サプライを混用しないでください。
  4. ハンドルおよびケーブル・タイ (ある場合) を通して電源コードを配線し、誤ってプラグから抜けないようにします。
  5. 新しいパワー・サプライの電源コードを、パワー・サプライの電源コード・コネクターに接続します。
  6. 電源コードのもう一方の端を、正しく接地されたコンセントに接続します。
  7. AC 電源上の AC 電源 LED および DC 電源 LED が点灯し、パワー・サプライが正常に動作していることを示していることを確認します。これら 2 つの緑色の LED は、電源コード・コネクターの右にあります。
  8. サーバーのパワー・サプライを交換する場合、このオプションに付属の冗長電源情報ラベルをパワー・サプライの近くのサーバー・カバーに貼り付けてください。
    図 1. 冗長電源情報ラベル
    冗長電源情報ラベル