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コントローラー・モジュールの交換

交換する際は、以下の前提条件を確認する必要があります。

始める前に

  • すべてのディスク・シェルフが正常に動作している必要があります。
  • 正常状態のコントローラーが、交換するコントローラー (この手順では機能低下状態のコントローラーと呼んでいます) をテイクオーバーできる必要があります。

このタスクについて

  • この手順には、システム構成に基づき、ディスクを自動または手動で交換用コントローラーに再割り当てするステップが示されています。

    この手順の指示通りに、ディスクを再割り当てします。

  • プロバイダーから受け取った交換用 FRU コンポーネントにより、障害が発生したコンポーネントを交換する必要があります。
  • 同じモデル・タイプのコントローラー・モジュールを交換する必要があります。コントローラー・モジュールを交換するだけでは、システムはアップグレードされません。
  • この手順の一環として、ディスクまたはディスク・シェルフは変更できません。
  • この手順でブート・デバイスは、古いコントローラーと同じ ONTAP バージョンで起動するよう、機能低下状態のコントローラーから交換用コントローラーへと移行します。
  • これらの手順で示されたコマンドを適切なシステムで適用することが重要です。
    • 機能低下状態のコントローラーとは、交換するコントローラーのことです。
    • 交換用コントローラーとは、機能低下状態のコントローラーを置き換える新しいコントローラーを指します。
    • 正常状態のコントローラーとは、存続するコントローラーを指します。
  • 機能低下状態のコントローラーのコンソール出力を、必ずテキスト・ファイルで保管する必要があります。

    これを記録することにより、交換中に生じた問題をトラブルシューティングできます。