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管理者パスワードによる保護

ThinkSystem SAN Manager には、不正なアクセスを防ぐために管理者パスワードを設定する必要があります。

管理者パスワードの設定

管理者パスワードを設定すると、偶然または悪意を持ってシステムの停止を招くコマンドを実行するユーザからソフトウェアを保護できます。管理者パスワードは、 SAN Manager を初めて起動したときに設定するように求められます。

この 1 つの管理者パスワードをすべてのユーザーで共有します。このパスワードを知っていれば、いずれのユーザもストレージ システムの構成を変更することができます。

パスワードの入力

1つの管理セッションでパスワードの入力を求められるのは1回のみです。デフォルトでは操作がない状態が30分続くとセッションがタイムアウトし、パスワードをもう一度入力する必要があります。必要に応じて、セッション タイムアウトを調整できます。

セッション中に別の管理クライアントから同じソフトウェアにアクセスしている別のユーザがパスワードを変更した場合は、次回の設定処理や表示処理でパスワードの入力を求められます。

セキュリティ上の理由から、パスワードの入力を試行できるのは5回までとなっており、この回数を超えると、ソフトウェアは「ロックアウト」状態になります。この状態のソフトウェアはその後のパスワード入力を拒否します。パスワードを再度入力するには、「通常」状態にリセットされるまで10分間待つ必要があります。