ThinkSystem System Manager を使用して、手元にある SFP トランシーバーのタイプを判別します。これらの SFP は FC および iSCSI の両方のプロトコルで使用できるため、デュアル・プロトコル SFP またはユニファイド SFP と呼びます。
- ThinkSystem System Manager から、「サポート」を選択します。
- 「サポート・センター」タイルを選択します。
- 「サポートのリソース」タブで、「ストレージ・アレイ・プロファイル」リンクを見つけて選択します。
- テキスト・ボックスに「SFP」と入力して「検索」をクリックします。
- 「ストレージ・アレイ・プロファイル」にリストされた各 SFP において、「サポートされるデータ・レート」の入力内容を確認します。
- 次の表を参照して、SFP を再利用できるかどうかを判別します。
サポートされるデータ・レート | SFP タイプ | サポートされるプロトコル |
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16 Gbps、10 Gbps、8 Gbps、4 Gbps | デュアル・プロトコル | - FC: 16 Gbps、8 Gbps、4 Gbps
- iSCSI: 10 Gbps
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25 Gbps、10 Gbps | 25 Gbps、10 Gbps | iSCSI のみ |
32 Gbps、16 Gbps、8 Gbps、4 Gbps | 32 Gbps、16 Gbps | FC のみ |
100 Gbps、50 Gbps、40 Gbps、25 Gbps、10 Gbps | 100 Gbps | NVMe-RoCE のみ |
- デュアル・プロトコル SFP がある場合、プロトコル変換後に引き続きそれらを使用できます。
デュアル・プロトコル SFP は、1 Gb iSCSI をサポートしていません。ホスト・ポートを iSCSI に変換している場合、デュアル・プロトコル SFP が接続されたポートに対して 10 Gb リンクのみをサポートしていることに注意してください。
- 16 Gbps SFP があり、ホスト・ポートを iSCSI に変換している場合、プロトコル変換後に SFP を取り外してデュアル・プロトコルまたは 10 Gbps SFP に交換する必要があります。必要に応じて、SFP のある特殊な Twin-Ax ケーブルを使用して 10 Gbps iSCSI 銅ケーブルも使用できます。
- 10 Gbps SFP があり、ホスト・ポートを FC に変換している場合、プロトコル変換後にこれらのポートから SFP を取り外してデュアル・プロトコルまたは 16 Gbps SFP に交換する必要があります。