メインコンテンツまでスキップ

コントローラ ソフトウェアとファームウェアのアクティブ化

アップグレード ファイルはただちにアクティブ化することも、都合のいいタイミングでアクティブ化することもできます。

このタスクについて

アップグレード ファイルは、アクティブ化せずにダウンロードおよび転送できます。あとでアクティブ化する理由は次のとおりです。

  • 時刻 – ソフトウェアおよびファームウェアのアクティブ化に長時間を要する場合があるので、I/O 負荷が軽くなるまで待機する方がよいこともあります。アクティベーションの間にコントローラーのフェイルオーバーが発生するので、アップグレードが完了するまで、パフォーマンスが通常より低くなる可能性があります。
  • パッケージのタイプ – 新しいソフトウェアとファームウェアを 1 つのストレージ・アレイでテストしてから、他のストレージ・アレイでファイルをアップグレードできます。

転送したがアクティブ化していないソフトウェアまたはファームウェアがある場合は、System Manager ホーム・ページの通知領域と、「アップグレード・センター」ページに通知が表示されます。

重要
一度開始したアクティブ化プロセスは停止できません。
  1. サポート > アップグレード・センターを選択します。
  2. ThinkSystem SAN OS コントローラーのソフトウェアのアップグレード」ラベルの付いた領域で、アクティブにするをクリックし、操作を実行することを確認します。

    アップグレード前の健全性チェックの段階で処理をキャンセルすることはできますが、アクティブ化の実行中はキャンセルできません。

    アップグレード前の健全性チェックが開始されます。アップグレード前の健全性チェックにパスすると、アップグレード処理はファイルのアクティブ化に進みます。アップグレード前の健全性チェックにパスしなかった場合は、Recovery Guruを使用するか、テクニカル サポートに問い合わせて問題を解決してください。

    アップグレード前の健全性チェックが正常に完了すると、アクティブ化が実行されます。アクティブ化にかかる時間は、ストレージ アレイの構成とアクティブ化しているコンポーネントによって異なります。

  3. (オプション) アップグレードされた内容を確認するには、ログの保存をクリックします。
    ブラウザーのダウンロード・フォルダーに latest-upgrade-log-timestamp.txt という名前でファイルが保存されます。
  • ハードウェア」ページにすべてのコンポーネントが表示されることを確認します。
  • 「ソフトウェアおよびファームウェアのインベントリー」ダイアログ・ボックスを参照して、新しいソフトウェアとファームウェアのバージョンを確認します (サポート > アップグレード・センターの順に選択してから、ソフトウェアおよびファームウェアのインベントリーのリンクをクリックします)。
  • コントローラーの NVSRAM をアップグレードした場合は、アクティベーションの処理中に既存の NVSRAM に適用した設定は失われます。アクティベーションの処理が完了した後、カスタム設定をもう一度 NVSRAM に適用する必要があります。