自動で検出できないホストについては、手動で作成することができます。ホストの作成は、ストレージ アレイが接続されているホストを認識して、ボリュームへのI/Oアクセスを許可するために必要な手順の1つです。
このタスクについて
ホストを作成する際は、次のガイドラインに注意してください。
ホストに関連付けられているホスト識別子ポートを定義する必要があります。
ホストに割り当てられたシステム名と同じ名前を指定します。
選択した名前が既に使用されている場合は、この操作は成功しません。
名前の長さは 30 文字を超えることはできません。
- の順に選択します。
- をクリックします。
「ホストの作成」ダイアログ・ボックスが表示されます。
- 適切なホストの設定を選択します。
表 1. IPv4、IPv6、またはその両方を、自動または手動で設定します。設定 | 説明 |
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名前 | 新しいホストの名前を入力します。 |
ホスト オペレーティング システム タイプ | 新しいホストで実行しているオペレーティング システムをドロップダウン リストから選択します。 |
ホスト インターフェイス タイプ | (オプション)ストレージ アレイで複数のタイプのホスト インターフェイスがサポートされている場合、使用するホスト インターフェイス タイプを選択します。 |
ホスト ポート | 次のいずれかを実行します。- I/Oインターフェイスを選択する
通常はホスト ポートはログイン済みで、ドロップダウン リストに表示されます。リストからホスト ポート識別子を選択することができます。 - 手動で追加する
ホスト ポート識別子がリストに表示されない場合は、ホスト ポートがログインしていません。HBAユーティリティまたはiSCSIイニシエータ ユーティリティを使用して、ホスト ポート識別子を検索してホストに関連付けることができます。 ホスト ポート識別子を[ホスト ポート]フィールドに手動で入力するか、ユーティリティから(一度に1つずつ)コピーして貼り付けます。 ホスト ポート識別子は、一度に1つずつ選択してホストに関連付ける必要がありますが、ホストに関連付けられている識別子をいくつでも選択することができます。各 ID は「ホスト・ポート」フィールドに表示されます。必要に応じて、識別子の横にある[X]を選択して削除することもできます。
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CHAP イニシエータ | (オプション)iSCSI IQNを使用するホスト ポートを選択または手動で入力し、ストレージ アレイにアクセスするホストの認証にチャレンジ ハンドシェイク認証プロトコル(CHAP)を使用する場合は、[CHAP イニシエータ]チェックボックスを選択します。選択または手動で入力したiSCSIホスト ポートごとに、次の手順を実行します。CHAP認証用に各iSCSIホスト イニシエータに設定されたものと同じCHAPシークレットを入力します。相互CHAP認証(ホストが自身をストレージ アレイに対して認証し、ストレージ アレイが自身をホストに対して認証する、双方向の認証)を使用する場合は、ストレージ アレイの初期セットアップまたは設定変更時にCHAPシークレットも設定する必要があります。 ホストの認証が必要ない場合は、このフィールドを空白のままにします。
現在のところ、System Managerで使用されるiSCSI認証方式はCHAPだけです。 |
- 「作成」をクリックします。
次の処理
ホストの作成が完了すると、ホストに対して設定された各ホスト ポートのデフォルト名(ユーザ ラベル)が作成されます。
デフォルト・エイリアスは < Hostname_Port Number > です。たとえば、 host IPT is IPT_1 用に作成された最初のポートのデフォルト・エイリアスです。