メインコンテンツまでスキップ

[ハードウェア]ページの概要

[ハードウェア]ページでは、ストレージ アレイの物理コンポーネントが図解されています。ここから、コンポーネントのステータスを確認し、それらのコンポーネントに関連するいくつかの機能を実行できます。

シェルフ

シェルフは、ストレージ アレイ用のハードウェア(コントローラ、電源 / ファン キャニスター、ドライブ)が搭載されたコンポーネントです。シェルフには次の2種類があります。
  • コントローラ シェルフ – ドライブ、電源 / ファン キャニスター、コントローラが搭載されています。
  • ドライブ シェルフ(または拡張シェルフ) – ドライブ、電源 / ファン キャニスター、および2つの入出力モジュール(IOM)が搭載されています。IOMは環境サービス モジュール(ESM)とも呼ばれ、ドライブ シェルフをコントローラ シェルフに接続するSASポートが搭載されています。

シェルフのサイズは3つあり、それぞれ最大で12本、24本、60本のドライブを収容できます。各シェルフには、コントローラ ファームウェアによってID番号が割り当てられます。IDは、シェルフ ビューの左上に表示されます。

[ハードウェア]ページのシェルフ ビューには、前面または背面のコンポーネントが表示されます。ビューを切り替えるには、シェルフ ビューの右上から[シェルフ背面を表示]または[シェルフ前面を表示]を選択します。ページ下部から[すべて前面を表示]または[すべて背面を表示]を選択することもできます。前面ビューと背面ビューに表示される内容は次のとおりです。

  • 前面コンポーネント – ドライブおよび空のドライブ ベイ。
  • 背面コンポーネント – コントローラと電源 / ファン キャニスター(コントローラ シェルフの場合)、またはIOMと電源 / ファン キャニスター(ドライブ シェルフの場合)。
シェルフに関連して次の機能を実行できます。
  • キャビネットまたはラック内でシェルフの場所を確認しやすいように、シェルフのロケーター ライトをオンにします。

  • シェルフ ビューの左上に表示されるID番号を変更します。

  • 設置されているドライブのタイプやシリアル番号など、シェルフの設定を表示します。

  • シェルフ ビューを上下に移動して、ストレージ アレイ内の物理的なレイアウトと一致させます。

コントローラ

コントローラは、ハードウェアとファームウェアを組み合わせたものであり、ストレージ アレイと管理機能を実装します。キャッシュ・メモリー、ドライブ・サポート、ホスト・インターフェースのサポートが含まれています。

コントローラに関連して次の機能を実行できます。
  • 管理ポートのIPアドレスと速度を設定します。

  • iSCSIホスト接続を設定します(iSCSIホストがある場合)。

  • ネットワーク タイム プロトコル(NTP)サーバおよびドメイン ネーム システム(DNS)サーバを設定します。

  • コントローラのステータスおよび設定を表示します。

  • ローカル エリア ネットワーク外のユーザがコントローラ上でSSHセッションを開始し、設定を変更することを許可します。

  • コントローラをオフライン、オンライン、またはサービス モードにします。

ドライブ

ストレージ アレイには、ハード ディスク ドライブ(HDD)またはソリッド ステート ドライブ(SSD)を搭載することができます。シェルフのサイズに応じて、最大12本、24本、または60本のドライブをシェルフに設置できます。

ドライブに関連して次の機能を実行できます。
  • シェルフ内でドライブの場所を確認しやすいように、ドライブのロケーター ライトをオンにします。

  • ドライブのステータスおよび設定を表示します。

  • ドライブを再割り当て(障害が発生したドライブを未割り当てのドライブに論理的に交換)し、必要に応じてドライブを手動で再構築します。

  • ドライブを手動で障害状態にし、交換できるようにします(ドライブを障害状態にすると、交換する前にドライブの内容をコピーすることができます)。

  • ホット スペアを割り当てまたは割り当て解除します。

  • ドライブを消去します。