消去オプションを使用すると、未割り当てのドライブをシステムから取り外す準備を行うことができます。この手順では、データが永続的に削除され、データを再読み取りできなくなります。
始める前に
データは、未割り当て状態でなければなりません。
このタスクについて
消去オプションは、ドライブ上のすべてのデータを永続的に削除する場合にのみ使用します。ドライブがセキュア対応である場合、消去オプションでは暗号消去が実行され、ドライブのセキュリティー属性がセキュア対応に再設定されます。
消去機能では、一部の古いドライブ・モデルはサポートされていません。それらの古いモデルを消去しようとすると、エラー・メッセージが表示されます。
- ハードウェアを選択します。
- 図にコントローラーが表示されている場合、シェルフの前面を表示をクリックします。
図が変化し、コントローラーの代わりにドライブが表示されます。
- 必要に応じて、フィルター・フィールドを使用して、シェルフ内のすべての未割り当てドライブを表示できます。「次のドライブを表示...」ドロップダウン・リストから「未割り当て」を選択します。
シェルフ・ビューには、未割り当てドライブのみ表示され、他のドライブはすべてグレー表示になります。
- ドライブのコンテキスト・メニューを開くには、消去するドライブをクリックします(複数のドライブを選択する場合、「ドライブの消去」ダイアログ・ボックスで選択できます)。
データ損失の可能性 – 消去操作は元に戻せません。手順を実行するときは、必ず正しいドライブを選択してください。
- コンテキスト・メニューから「消去」を選択します。
「ドライブの消去」ダイアログ・ボックスが開き、消去操作の対象となるすべてのドライブが表示されます。
- 必要に応じて、表から追加のドライブを選択します。すべてのドライブを選択することはできません。選択されていないドライブが 1 つ必要です。
- erase と入力して操作を確認し、「消去」をクリックします。
この操作を続行することを確認してください。次のダイアログで「」をクリックすると、操作を中断できません。
- 「完了までの推定時間」ダイアログ・ボックスで「はい」をクリックして消去操作を続行します。
消去操作には、数分または数時間かかる場合があります。でステータスを表示できます。消去操作が完了すると、ドライブを別のボリューム・グループまたはディスク・プールで使用したり、別のストレージ・アレイで使用したりできるようになります。
ドライブを再度使用する場合は、まず初期化する必要があります。これを行うには、ドライブのコンテキスト・メニューから「初期化」を選択します。