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概要

Lenovo XClarity Controller (XCC) は、ベースボード管理コントローラー (BMC) を置き換える、Lenovo ThinkSystem サーバー向けの次世代の管理コントローラーです。

Integrated Management Module II (IMM2) サービス・プロセッサーの後継であり、サービス・プロセッサー機能、Super I/O、ビデオ・コントローラー、およびリモート・プレゼンス機能をサーバー・システム・ボード上の単一のチップに統合しています。以下のような機能が提供されます。

  • システム管理のための、専用あるいは共有のイーサネット接続の選択。
  • HTML5 のサポート
  • XClarity Mobile を経由したアクセスのサポート
  • XClarity Provisioning Manager
  • XClarity Essentials または XClarity Controller CLI を使用したリモート構成。
  • アプリケーションおよびツールがローカルでもリモートでも XClarity Controller にアクセスできる機能。
  • 拡張リモート・プレゼンス機能。
  • 追加の Web 関連サービスおよびソフトウェア・アプリケーションにおける REST API (Redfish スキーマ) のサポート。

    XClarity Controller は現在、Redfish スケーラブル・プラットフォーム管理 API 規格 1.0.2 およびスキーマ 2016.2 をサポートします

  • XClarity Controller Web インターフェースで、BMC は、XCC を参照するのに使用されます。
  • 一部の ThinkSystem サーバーでは、専用システム管理ネットワーク・ポートが使用できない場合があります。これらのサーバーでは、XClarity Controller へのアクセスはサーバーのオペレーティング・システムと共用するネットワーク・ポート経由のみで可能です。
  • Flex サーバーの場合、Chassis Management Module (CMM) が、システム管理機能のための 1 次管理モジュールです。XClarity Controller へは、CMM ネットワーク・ポートを経由してアクセスできます。

この資料は、ThinkSystem サーバーに取り付けられている XClarity Controller の機能の使用方法を説明しています。XClarity Controller は XClarity Provisioning Manager および UEFI と連動して、ThinkSystem サーバーのシステム管理機能を提供します。

ファームウェア更新を確認するには、以下のステップを実行してください。

Support Portal に初めてアクセスする際、ご使用のサーバーの製品カテゴリー、製品ファミリー、および型式番号を選択する必要があります。次回、Support Portal にアクセスすると、最初に選択した製品が Web サイトによってプリロードされ、ご使用の製品用のリンクのみが表示されます。製品リストを変更するか、製品リストに追加するには、「Manage my product lists (My プロダクト・リストの管理)」リンクをクリックします。Web サイトは定期的に更新されます。ファームウェアと資料を検索する手順は、本書で説明する手順とは多少異なる場合があります。
  1. Lenovo サポート・ポータル に進みます。
  2. Support (サポート)」の下で、「Data Center (データセンター)」を選択します。
  3. 内容がロードされたら、「Servers (サーバー)」を選択します。
  4. Select Series (シリーズを選択)」の下で特定のサーバー・ハードウェア・シリーズを選択し、次に「Select SubSeries (サブシリーズを選択)」で特定のサーバー製品のサブシリーズを選択します。最後に、「Select Machine Type (マシンタイプを選択)」で特定のマシン・タイプを選択します。