汎用固有 ID (UUID) の更新
システム・ボードを交換した場合、汎用固有 ID (UUID) を更新する必要があります。Lenovo ToolsCenter Suite CLI を使用して、UEFI ベースのサーバーの UUID を更新します。
- Lenovo ToolsCenter Suite CLI のダウンロード:
- Lenovo Support Portal に進みます。
- パネル上部にある「Downloads (ダウンロード)」タブをクリックします。
- 「ToolsCenter」の下で、「View ToolsCenter downloads (ToolsCenter ダウンロードの表示)」を選択します。
- 「Lenovo ToolsCenter Suite CLI」 を選択します。
- スクロールダウンし、リンクをクリックして、ご使用のオペレーティング・システム用の Lenovo ToolsCenter Suite CLI バージョンをダウンロードします。
- Lenovo ToolsCenter Suite CLI は、Integrated Management Module (IMM) で UUID を設定します。次のいずれかの方法を選択して Integrated Management Module (IMM) にアクセスし、UUID を設定します。
- ターゲット・システムからオンラインでアクセス (LAN またはキーボード・コンソール・スタイル (KCS) のアクセス)
- ターゲット・システムへのリモート・アクセス (LAN ベース)
- Lenovo ToolsCenter Suite CLI を含んでいるブート可能メディア (ブート可能メディアに応じて、LAN または KCS)
- Lenovo ToolsCenter Suite CLI パッケージ (これには、他の必要なファイルも含まれている) をサーバーにコピーし、解凍します。Lenovo ToolsCenter Suite CLI と必要なファイルを必ず同じディレクトリーに解凍してください。
- Lenovo ToolsCenter Suite CLI をインストールした後で、以下のコマンド構文を使用して UUID を設定します。
onecli config set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoUUID <uuid_value> [access_method]
ここで、それぞれ以下の意味があります。- <uuid_value>
- ユーザーが割り当てる最大 16 バイトの 16 進値。
- [access_method]
- 以下の方式からユーザーが使用することを選択したアクセス方式。
オンライン認証 LAN アクセスの場合、次のコマンドを入力します。
[−−imm imm_user_id:imm_password@imm_internal_ip]
ここで、それぞれ以下の意味があります。- imm_internal_ip
- IMM2内部 LAN/USB IP アドレス。デフォルト値は 169.254.95.118 です。
- imm_user_id
- IMM2 アカウント (12 アカウントのうちの 1 つ)。デフォルト値は USERID です。
- imm_password
- IMM2 アカウントのパスワード (12 アカウントのうちの 1 つ)。デフォルト値は PASSW0RD (O ではなくゼロ 0 を使用) です。
注いずれのパラメーターも指定しない場合、Lenovo ToolsCenter Suite CLI はデフォルト値を使用します。デフォルト値が使用され、オンライン認証の LAN アクセス方式を使用して Lenovo ToolsCenter Suite CLI がIMM2 にアクセスできないとき、Lenovo ToolsCenter Suite CLI は自動的に認定されていない KCS アクセス方式を使用します。 ユーザー ID およびパスワードのデフォルト値を使用しない例:onecli config set SYSTEM_PROD_DATA.SYsInfoUUID <uuid_value> --user <user_id>
--password <password>ユーザー ID およびパスワードのデフォルト値を使用する例:onecli config set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoUUID <uuid_value>
オンライン KCS アクセス (非認証およびユーザー制限付き) の場合:
このアクセス方式を使用する場合は、access_method の値を指定する必要はありません。
例:onecli config set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoUUID <uuid_value>
KCS アクセス方式は IPMI/KCS インターフェースを使用します。この方式では、IPMI ドライバーがインストールされている必要があります。一部のオペレーティング・システムには、IPMI ドライバーがデフォルトでインストールされます。Lenovo ToolsCenter Suite CLI は、対応するマッピング・レイヤーを提供します。詳細については、『Lenovo ToolsCenter Suite CLI ユーザーズ・ガイド』を参照してください。このガイドにアクセスするには、以下を行います。
- Lenovo Support Portal に進みます。
- パネル上部にある「Downloads (ダウンロード)」タブをクリックします。
- 「ToolsCenter」の下で、「View ToolsCenter downloads」を選択します。
- 「Lenovo ToolsCenter Suite CLI」 を選択します。
- スクロールダウンし、リンクをクリックして、ご使用のオペレーティング・システム用の Lenovo ToolsCenter Suite CLI バージョンをダウンロードします。「Online Help (オンライン・ヘルプ)」までスクロールダウンし、その下にある『Lenovo ToolsCenter Suite CLI ユーザーズ・ガイド』をダウンロードします。
リモート LAN アクセスの場合、次のコマンドを入力します。
注リモート LAN アクセス方式を使用し、クライアントから LAN を使用してIMM2にアクセスする場合、「host」および「imm_external_ip」アドレスは必須パラメーターです。[−−imm imm_user_id:imm_password@imm_externaln _ip]
ここで、それぞれ以下の意味があります。- imm_external_ip
- 外部IMM2 LAN IP アドレス。デフォルト値はありません。このパラメーターは必須です。
- imm_user_id
- IMM2 アカウント (12 アカウントのうちの 1 つ)。デフォルト値は USERID です。
- imm_password
- IMM2 アカウントのパスワード (12 アカウントのうちの 1 つ)。デフォルト値は PASSW0RD (O ではなくゼロ 0 を使用) です。
ユーザー ID およびパスワードのデフォルト値を使用しない例:onecli config set SYSTEM_PROD_DATA.SYsInfoUUID <uuid_value> [−−imm imm_user_id:imm_password@imm_internal_ip]
ユーザー ID およびパスワードのデフォルト値を使用する例:onecli config set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoUUID <uuid_value>
ブート可能メディア:
ToolsCenter Web サイト (Lenovo ToolsCenter Web サイト) から入手可能なアプリケーションを使用してブート可能メディアを作成することもできます。「ToolsCenter」ページをスクロールダウンして該当するツールを見つけてください。
- サーバーを再起動します。