HX シリーズ・アプライアンスの構成
このセクションでは、卸下並更換元件で説明されている 1 つ以上のハードウェア交換手順で使用する構成手順について説明します。
手順 6. アプライアンス名を更新する。
Lenovo Converged HX Series アプライアンスの DMI/SMBIO ストリングはアプライアンス名と同じです。
アプライアンス名 | VPD ストリング |
---|---|
Lenovo Converged HX3510-G | Lenovo Converged HX3510-G |
Lenovo Converged HX5510 | Lenovo Converged HX5510 |
Lenovo Converged HX5510-C | Lenovo Converged HX5510-C |
Lenovo Converged HX7510 | Lenovo Converged HX7510 |
DMI/SMBIOS ストリングは、次のように OneCLI システム・ツールを使用して更新できます。
onecli config set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoProdIdentifier “Lenovo Converged HX3510-G”
onecli config set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoProdIdentifierEx “Lenovo Converged HX3510-G:” --override
手順 7. レガシー・ブート・モードを有効にする。
レガシー・ブート・モードがまだ有効になっていない場合、OneCLI システム・ツールや他の方法を使用して有効にします。
onecli config set BootModes.SystemBootMode “Legacy Mode”
手順 8. BIOS 最適化設定を使用する。
Lenovo では、Lenovo Converged HX Series アプライアンスで以下の BIOS 最適化設定を使用することをお勧めします。
ダイレクト・キャッシュ・アクセス (DCA)
プロセッサーで DCA モードを有効にし、ネットワーク・アダプターがデータを直接 CPU キャッシュに置くことができるようにする必要があります。これにより、キャッシュ・ミスが減り、パフォーマンスが向上する可能性があります。
OneCLI システム・ツールや他の方法を使用して、DCA プロセッサー・オプションを有効にします。
onecli config set Processors.DCA Enable
動作モード
動作モードをデフォルト・モードから「カスタム・モード」に変更する必要があります。こにより、電力パフォーマンス・バイアスなどの他の設定を変更できるようになります。
OneCLI システム・ツールや他の方法を使用して、動作モードを設定します。
onecli config set OperatingModes.ChooseOperatingMode “Custom Mode”
電力パフォーマンス・バイアス
このオプションを使用すると、OS (ハイパーバイザー) がノード電源を制御できます。OPEX を節約できるため、多くのお客様がこの設定を利用しています。
OneCLI システム・ツールまたは他の方法を使用して、電力パフォーマンス・バイアスを「OS Controlled」に設定します。
onecli config set Power.PowerPerformanceBias “OS Controlled”
手順 9. ブート・オプションを変更する。
CD/DVD Rom
ハードディスク 0
PXE ネットワーク
onecli config set BootOrder.BootOrder ”Legacy Only=CD/DVD Rom=Hard Disk 0=PXE Network”
手順 10. サーバーを再起動する。