ラック・キャビネットの移動
このセクションの手順に従って、所定の場所にラック・キャビネットを移動します。
S037
注意
この部品または装置の重量は 55 kg (121.2 ポンド) 以上です。この部品または装置を安全に持ち上げるには、特別に訓練を受けた人員またはリフト装置 (あるいはその両方) が必要です。
注意 - 転倒の危険性。
重要
このセクションの作業は、3 人以上で行う必要があります。
キャビネットは、容易に転倒します。細心の注意を払って移動してください。
警告: 以下の手順に従わない場合、機器の損傷、重大な負傷、または死亡事故の原因となる可能性があります。
ラック・キャビネットを移動する前に、次のステップを実行してください。
- キャビネットの前部と後部のボルトダウン・ブラケットを固定しているねじを、13 mm ソケット・レンチで取り外します。
図 1. ボルト・ダウン・ブラケットの取り外し
キャビネットの移動時には、以下の 2 つのオプションを使用できます。
キャスター
S037
注意
この部品または装置の重量は 55 kg (121.2 ポンド) 以上です。この部品または装置を安全に持ち上げるには、特別に訓練を受けた人員またはリフト装置 (あるいはその両方) が必要です。
以下の手順で、キャビネットを持ち上げ、所定の場所に移動します。
クレーン・リフター
注意 - 落下に関する危険性。
以下の手順で、キャビネットを持ち上げ、所定の場所に移動します。
キャビネットを所定の場所に移動した後、以下の手順を実行します。
水平調整脚が降りていることを確認し、しっかりと接地させます。正しく設定されていない場合、13 mm のオープン・エンド・レンチをいずれかの脚部の上のねじに挿入し、しっかりと接地するまで右に回します。
図 6. ラック・キャビネットの脚部の調整キャビネットの水平方向のバランスを維持するために、他の 3 つの脚部にも同じ手順を繰り返します。キャビネットのバランスが維持されているかどうかをチェックするために、キャビネットを少し押して、揺れたり傾いたりしないようことを確認します。
注水平調整脚は床面に若干凸凹があっても対応できますが、ひどく傾いた床面を補正することはできません。接地用ケーブルを接続します。
図 7. 接地用ケーブルの接続キャビネットを床面に固定するために、先に取り外したボルトダウン・ブラケットを取り付けることができます。
図 8. ボルト・ダウン・ブラケットの取り付け
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