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安全に関する注意書き

キャビネットで作業する前に、このセクションをよくお読みください。

R001
注意
注意
安全のため、ラック・キャビネットのすべての構成について国の安全基準に従っていることを検証するために、国の認定試験機関の認証を取得してください。このプロセスにより、通常の状態および予測可能な誤用の状態の下で、最終的な製品のオペレーターとサービス担当員に対する安全が確保されます。
R002
注意
危険
危険
  • ラック・キャビネットのレベル・パッドは、必ず下げてください。
  • ラック・キャビネットには、必ずスタビライザー・ブラケットを取り付けてください。
  • 最も重量のあるデバイスは、必ずラック・キャビネットの下部に搭載してください。
  • 必ず、ラック・キャビネットの最下部からサーバーおよびオプションのデバイスを取り付けます。
R003
注意
危険
危険
  • 一度に複数のスライド・デバイスを引き出さないでください。
  • スライド・レールのデバイスの最大許容重量は 80 kg (176 ポンド) です。この重量を超えるスライド・デバイスは取り付けないでください。
S029

危険
危険
電源ケーブルや電話線、通信ケーブルからの電流は危険です。

感電を防ぐために次の事項を守ってください。

  • 雷雨中にケーブルの接続および切り離し、本製品の設置、保守、再構成は行わないでください。
  • すべての電源コードは、正しく配線され接地された電源に接続してください。
  • ご使用の製品に接続するすべての装置は、正しく配線された電源に接続してください。
  • 信号ケーブルの接続または切り離しは可能なかぎり片手で行ってください。
  • 火災、水害、または建物に構造的損傷の形跡が見られる場合は、どの装置の電源もオンにしないでください。
  • 取り付けおよび構成手順で特別に指示される場合を除き、デバイスのカバーを開く場合は、その前に、接続されている AC 電源コード、DC 電源、ネットワーク接続、通信システム、およびシリアル・ケーブルを必ず切り離してください。
  • ご使用の製品または接続されたデバイスの取り付け、移動、またはカバーの取り外しを行う場合には、次の表の説明に従ってケーブルの接続および切り離しを行ってください。
ケーブルの接続手順:ケーブルの切り離し手順:
  1. 本製品に接続されるすべての電源および機器の電源をオフにします。
  2. 信号ケーブルを製品に接続します。
  3. 電源コードを製品に接続します。
    • AC システムの場合は、電気製品用インレットを使用します。
    • DC システムの場合、-48 V DC 接続の正しい極性であることを確認します。RTN は + で、-48 V DC は - です。アース接地には、安全のために 2 つ穴ラグを使用する必要があります。
  4. 信号ケーブルを他のデバイスに接続します。
  5. 電源コードを電源に接続します。
  6. すべての電源をオンにします。
  1. 本製品に接続されるすべての電源および機器の電源をオフにします。
    • AC システムの場合は、シャーシの電源コンセントからすべての電源コードを取り外すか、AC 電力配分装置で電力を遮断します。
    • DC システムの場合は、ブレーカー・パネルで DC 給電を遮断するか、電源をオフにします。その上で、DC ケーブルを取り外します。
  2. 信号ケーブルをコネクターから取り外します。
  3. すべてのケーブルをデバイスから取り外します。
S036




18 ~ 32 kg (39 ~ 70 ポンド)32 ~ 55 kg (70 ~ 121 ポンド)
注意
装置を持ち上げる場合には、安全に持ち上げる方法に従ってください。
S037
リフト機械が必要
注意
この部品または装置の重量は 55 kg (121.2 ポンド) 以上です。この部品または装置を安全に持ち上げるには、特別に訓練を受けた人員またはリフト装置 (あるいはその両方) が必要です。
R006
シェルフなしの重量
注意
ラックに装着されたデバイスを棚として使用する場合を除いて、ラックに装着されたデバイスの上にはものを置かないでください。
R007
すべての電源の切り離し
危険
危険
  • ラック・キャビネット内のデバイスの電源コードは、ラック・キャビネットの近くにあり、容易にアクセスできるコンセントに接続してください。
  • 各ラック・キャビネットには 2 本以上の電源コードが使われている場合があります。ラック・キャビネット内のデバイスに保守を行う前に、必ずラック・キャビネットのすべての電源コードを切り離してください。
  • 複数の電源装置 (電力配分装置または無停電電源装置) が同一のラック・キャビネットに取り付けられている場合は、緊急時電源オフ・スイッチを取り付けます。
  • ラック・キャビネットに取り付けられているすべてのデバイスは、同じラック・キャビネットに取り付けられている電源装置に接続してください。あるラック・キャビネットに取り付けられているデバイスの電源コードを、別のラック・キャビネットに取り付けられている電源装置に接続しないでください。
R009
注意
注意
再配置を行う場合、エンタープライズ・ラック・キャビネットの上部にあるコンポーネントから取り外すと、ラックの安定性が向上します。同じ室内または建物内で、装置を取り付けてあるラック・キャビネットを再配置する場合は、以下の一般ガイドラインに従ってください。
  • ラック・キャビネットの最上部から順番に装置を取り外して、ラック・キャビネットの重量を軽減します。可能な場合は、ラック・キャビネットを受け取ったときの構成にラック・キャビネットを復元します。この構成が不明の場合は、以下の手順を実行する必要があります。
    • 32 U およびそれより上の位置にあるデバイスをすべて取り外します。
    • 最も重いデバイスは、ラック・キャビネットの最下部に取り付けてください。
    • ラック・キャビネットの 32 U ポジションより下に取り付けられたデバイス間に空き U ポジションがないことを確認します。
  • 再配置しようとするラック・キャビネットがラック・キャビネットのスイートの一部である場合は、該当のラック・キャビネットをそのスイートから切り離します。
  • 予定している経路を点検して、潜在的な危険を取り除きます。
  • 選択した経路が、装置を取り付けたラック・キャビネットの重量に対応できるかどうかを検査します。装置を取り付けたラック・キャビネットの重量については、ラック・キャビネットに付属の資料を参照してください。
  • すべてのドアの開口部が少なくとも 760 x 2,030 mm (30 x 80 インチ) あることを確認します。
  • すべてのデバイス、シェルフ、ドロワー、ドア、およびケーブルが保護されているか確認します。
  • 4 つのレベル・パッドを一番上の位置に引き上げておいてください。
  • ラック・キャビネットにスタビライザー・ブラケットが取り付けられていないことを確認します。
  • 傾斜が 10 度を超えるスロープは使用しないでください。
  • ラック・キャビネットを新しい場所に移動したら、以下の手順を実行します。
    • 4 つのレベル・パッドを下げます。
    • スタビライザー・ブラケットをラック・キャビネットに取り付けます。
    • ラック・キャビネットからデバイスを取り外した場合は、ラック・キャビネットの下部から上部方向へ入れ直していきます。

長距離の再配置が必要な場合は、ラック・キャビネットを納品時のラック・キャビネットの構成に復元します。ラック・キャビネットは元の梱包資材、またはそれと同等のもので梱包してください。また、レベル・パッドを下げて、キャスターをパレットから離れるように持ち上げ、ラック・キャビネットをパレットにボルトで止めます。