メインコンテンツまでスキップ

S.58008 : [S.58008]

[S.58008]

DIMM が POST メモリー・テストに失敗しました。DIMM がメモリー・テストに失敗しました。

重大度

エラー

ユーザー応答

次の手順を実行してください。

  1. システムの AC サイクルを実行して、対象の DIMM コネクターを再度有効にするか、あるいは Setup Utility を使用して、手動で対象の DIMM コネクターを再度有効にします。
  2. この計算ノードの取り付け、保守、移動、またはアップグレードが最近行われた場合、DIMM がしっかりと装着されていること、および DIMM コネクターに異物が入っていないことを確認します。いずれかの状態が見つかった場合は、その状態を修正し、同じ DIMM を使用して再試行します。(注: イベント・ログには、この問題に関連している可能性がある DIMM 装着の変更が検出されたことを示す最近の 00580A4 イベントが記録されている場合があります。)
  3. 問題が解決しない場合は、Light Path あるいはイベント・ログ・エントリ (またはその両方) で示された DIMM を交換します。
  4. 同じ DIMM コネクターで問題が繰り返す場合は、同じメモリー・チャネル上の他の DIMM を一度に 1 つずつ異なるメモリー・チャネルまたはプロセッサーに入れ替えます。異なるメモリー・チャネルに移動した DIMM で問題が続く場合は、その DIMM を交換します。
  5. IBM サポート・サイトを参照し、このメモリー・エラーに適用できる Service Bulletin またはファームウェア更新がないかを確認します。
  6. (トレーニングを受けたサービス技術員のみ) 該当するプロセッサーを取り外し、そのプロセッサーのソケット・ピンに損傷したピンや位置がずれているピンがないかを調べます。損傷が見つかった場合、またはアップグレード・プロセッサーの場合には、システム・ボードを交換します。複数のプロセッサーがある場合は、それらのプロセッサーをスワップして、エラーが生じたプロセッサーを別のプロセッサー・ソケットに移動して再試行します。問題が対象のプロセッサーに付随する場合 (あるいは、プロセッサーが 1 つしかない場合) は、そのプロセッサーを交換します。
  7. 元の DIMM コネクターで問題が解決しない場合は、DIMM コネクターに異物がないかを再検査し、見つかった場合は除去します。コネクターが損傷している場合は、システム・ボードを交換します。