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メモリー・モジュールの取り付け

以下の情報を使用して、メモリー・モジュールを取り付けます。

このタスクについて

メモリー構成とセットアップについて詳しくは、メモリー・モジュールの取り付けの規則および順序を参照してください。

重要
  • 安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインおよび 安全検査のチェックリストをお読みください。

  • メモリー・モジュールの取り外しまたは取り付けは、必ず電源コードをシステムから取り外してから 20 秒経過した後に行ってください。これにより、システムが完全に放電されるため、メモリー・モジュールを安全に取り扱うことができます。

  • メモリー・モジュールは静電気放電の影響を受けやすく、特別な取り扱いが必要です。静電気の影響を受けやすいデバイスの取り扱いの標準のガイドライン以外に、以下の指示に従ってください。
    • メモリー・モジュールの取り外しまたは取り付けの際には、必ず静電放電ストラップを着用してください。静電気放電グローブも使用できます。

    • 2 つ以上のメモリー・モジュールを接触させないでください。保管中にメモリー・モジュールを直接重ねて積み重ねないでください。

    • 金色のメモリー・モジュール・コネクターの接点に触れたり、これらの接点をメモリー・モジュール・コネクターのエンクロージャーの外側に接触させたりしないでください。

    • メモリー・モジュールを慎重に扱ってください。メモリー・モジュールを曲げたり、ねじったり、落としたりしないでください。

    • メモリー・モジュールを取り扱う際に金属製の工具 (治具やクランプなど) を使用しないでください。固い金属によりメモリー・モジュールが傷つく恐れがあります。

    • パッケージまたは受動部品を持ってメモリー・モジュールを挿入しないでください。挿入時に力をかけることでパッケージに亀裂が入ったり受動部品が外れたりする恐れがあります。

    • 適切な冷却を確保するため、DIMM フィラーを未使用のスロットに取り付ける必要があります。

次の図は、システム・ボード上のメモリー・モジュール・コネクターの位置を示しています。
図 1. メモリー・モジュール・コネクターの位置
Memory module connector location
図はご使用のハードウェアと多少異なる場合がありますが、取り付け方法は同じです。
動画で見る
  • この手順を説明した動画については、YouTube をご覧ください。

手順

  • メモリー・モジュールの取り外しまたは取り付けは、必ず電源コードをシステムから取り外してから 20 秒経過した後に行ってください。これにより、システムが完全に放電されるため、メモリー・モジュールを安全に取り扱うことができます。

  • モデルによっては、ご使用のソリューションの外観は、図と若干異なる場合があります。

  • XCC ファームウェアを更新した後、システムを最適化するために、SMM2 を経由して仮想再取り付けを実行します。「SMM2 ユーザー・ガイド」を参照してください。

  1. DIMM コームに取り付けられたメモリー・モジュール・ツールを取り外します。
    図 2. メモリー・モジュール・ツールの取り外し
    Memory module tool removal
    メモリー・セクションを通るウォーター・ループ・チューブの位置に起因するスペースの制限のために、メモリー・モジュール・ツールをお勧めします。
  2. メモリー・モジュール・ツールを慎重に使用し、メモリー・モジュール・コネクターの各端にある保持クリップを外側に押します。
    図 3. メモリー・モジュール・コネクターの保持クリップを押す
    Pressing retaining clips with memory module tool
    重要
    • メモリー・モジュールは静電気の影響を受けやすいデバイスです。パッケージを開く前に、アースする必要があります。

    • 保持クリップを破損したり、メモリー・モジュール・コネクターを損傷しないように、クリップは丁寧に開閉してください。

  3. メモリー・モジュールが入っている帯電防止パッケージをノード外側の塗装されていない金属面に接触させた後、パッケージからメモリー・モジュールを取り出します。
  4. メモリー・モジュールをスロットに位置合わせし、両手でスロットにメモリー・モジュールを慎重に置きます。
  5. 保持クリップがロック位置にはまるまでメモリー・モジュールの両端を強く真っすぐに押し下げて、スロットに取り付けます。
    図 4. メモリー・モジュールの取り付け


    Memory module installation
    メモリー・モジュールと保持クリップの間にすき間がある場合は、メモリー・モジュールが正しく挿入されていません。保持クリップを開いてメモリー・モジュールを取り外し、挿入し直してください。
  6. メモリー・モジュール・ツールを DIMM コームに取り付けます。
    図 5. メモリー・モジュール・ツールの取り付け
    Memory module tool
終了後
  1. トレイ・カバーを取り付けます。トレイ・カバーの取り付けを参照してください。

  2. エンクロージャーにトレイを取り付けます。「エンクロージャーへの DWC トレイの取り付け

  3. 必要なすべての外部ケーブルをソリューションに接続します。
    余分な力をかけて QSFP ケーブルをソリューションに接続します。
  4. 各ノードの電源 LED をチェックし、高速の点滅から低速の点滅に変わり、すべてのノードの電源をオンにする準備ができていることを示していることを確認します。