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多岐管の取り外し

以下の情報を使用して、多岐管を取り外します。

このタスクについて

注意

水は皮膚や眼に刺激を与えることがあります。潤滑剤に直接触れないでください。

S002
disconnect all power
注意
装置の電源制御ボタンおよびパワー・サプライの電源スイッチは、装置に供給されている電流をオフにするものではありません。デバイスには 2 本以上の電源コードが使われている場合があります。デバイスから完全に電気を取り除くには電源からすべての電源コードを切り離してください。
S038
Use eye protection
注意
この手順では、目を保護する防具を装着する必要があります。














重要
  • 安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインおよび 安全検査のチェックリストをお読みください。

  • 計算冷却システムで使用された化学処理した水を使用する場合は、必ず、適切な処理手順に従ってください。化学物質安全性データ・シート (MSDS) および安全に関する情報が化学処理水の提供業者から提供されていること、および化学処理水の提供業者が推奨する適切な個人防護具 (PPE) が入手可能であることを確認してください。保護手袋と眼鏡を予防措置として推奨します。

  • このセクションの作業は、2 人以上で行う必要があります。

動画で見る
  • この手順を説明した動画については、YouTube をご覧ください。

手順

  1. このタスクの準備をします。
    1. エンクロージャー前面のすべてのトレイを取り外します。エンクロージャーからの DWC トレイの取り外しを参照してください。
    2. EMC シールドを取り外します。EMC シールドの取り外しを参照してください。
    3. ドリップ・センサー・アセンブリーを取り外しします。ドリップ・センサー・アセンブリーの取り外しを参照してください。
    4. SMM2 および SMM2 のサポート・ブラケットを取り外します。SMM2 の取り外しを参照してください。
    5. すべてのパワー・サプライをすべて取り外します。ホット・スワップ・パワー・サプライの取り外しまたは DWC PSU の取り外しを参照してください。
    6. DWC PSU 多岐管を取り外します。DWC PSU 多岐管の取り外しを参照してください。
  2. ラックの前面で、両方の Eaton ボール・バルブを閉じます。
    図 1. Eaton ボール・バルブを閉じる
    Eaton ball valves closed
    表 1. Eaton ボール・バルブ
    1 ラック供給2 ラック・リターン
  3. 各多岐管の上部、および各多岐管セクションの背面から、赤色のクイック・コネクト・プラグ・カバーを取り外します。
    図 2. クイック・コネクト・プラグ・カバーの取り外し
    Quick connect plug covers removal
  4. ホース・アセンブリー (お客様の設置場所に付属) を位置 A (ラックの上部) の上部クイック・コネクトに接続します。バルブが閉じている状態でホースがバケットに残っていることを確認します (ホースに垂直なバルブ・ハンドル)。
    図 3. ホース・アセンブリーからクイック・コネクト
    Hose assembly to top quick connect
  5. ホースのバルブをゆっくり開けて、一定量の水が排出されるようにします。水の流れが止まったら、ホース・バルブを閉じます (約 1 分かかる場合があります)。
    図 4. 位置 A にあるホース・アセンブリー
    Hose assembly at Location A
  6. ホース・アセンブリーを位置 A から取り外し、位置 B に接続します。ホースのバルブをゆっくり開けて、一定量の水が排出されるようにします。水の流れが止まったら、ホース・バルブを閉じます。
    図 5. 位置 B にあるホース・アセンブリー
    Hose assembly at Location B
  7. ホース・アセンブリーを位置 B から取り外し、位置 C に接続します。ホースのバルブをゆっくり開けて、一定量の水が排出されるようにします。水の流れが止まったら、ホース・バルブを閉じます。
    図 6. 位置 C にあるホース・アセンブリー
    Hose assembly at Location C
  8. ホース・アセンブリーを位置 C から取り外し、位置 D に接続します。ホースのバルブをゆっくり開けて、一定量の水が排出されるようにします。水の流れが止まったら、ホース・バルブを閉じます。
    図 7. 位置 D にあるホース・アセンブリー
    Hose assembly at Location D
  9. 各エンクロージャーの位置 C と位置 D のクイック・コネクトに到達させて、一定量の水が排出されるようにして、上部エンクロージャーから下部エンクロージャーまで各エンクロージャーで続けます。ラック全体の位置 C と位置 D すべてで排水されるまで、排水処理を繰り返します。
  10. この時点で、多岐管が適切に使用できるように適切に排水されていなければなりません。多岐管にはまだ水が残っているので、排水される可能性のある水を回収するために吸収布で作業エリアの準備を整えてください。
  11. どの多岐管を交換する必要があるかを判別します。
  12. 多岐管を保持している多岐管保持ブラケットを取り外します (上部エンクロージャー位置のみ)。
    図 8. 保持ブラケットの取り外し
    Retention bracket removal
  13. 多岐管を取り外します。
    1. 多岐管ブラケットとエンクロージャーの間の 4 本のねじを取り外します (多岐管修理キットに含まれているドライバーを使用)。
    2. エンクロージャーから多岐管を取り外します。
    3. ドリップ・センサー・トレイを多岐管から取り外します。
      図 9. 多岐管の取り外し
      Manifold removal
      図 10. 多岐管ねじの位置
      Manifold screw locations
      表 2. 多岐管ねじの位置
      1 ねじ2 多岐管
  14. 多岐管全体を取り外して地面に置けるようになるまで、すべての多岐管部分に対して前の手順を繰り返します。
  15. 多岐管部分を交換する必要がある場合、次のようにします。
    1. 交換が必要な多岐管部分の下にパンを置きます。
    2. 交換用多岐管部分キットに付属の 41 mm レンチを使用して、継手を外します。
    3. 交換が必要な多岐管部分を切り離します。
    図 11. 多岐管の分解
    Manifold disassemble
    表 3. 多岐管の分解
    1 41 mm レンチ
終了後

コンポーネントまたはオプション装置を返却するよう指示された場合は、すべての梱包上の指示に従い、提供された配送用の梱包材がある場合はそれを使用してください。