水漏れの問題
この情報を使用して、水漏れに関する問題を解決してください。
漏れが疑われる現象
プロセッサーの過熱エラー (ノードの前面にあるシステム・エラー「!」LED が点灯することにより示されます)
1 つまたは複数のノードが予期せずシャットダウンする
取り付けまたは取り外し手順でのクイック接続における漏れ
水ループ管における漏れ
エンクロージャーの SMM2 メッセージをチェックし、漏れの警告が報告されていないかどうかを確認します。詳しくは、DW612S SMM2 メッセージとコードのリファレンスを参照してください。
ラックの背面に移動し、各エンクロージャーの左側と右側にあるドリップ・センサー LED の状況を目視でチェックします。
通常は、ラックごとに複数のエンクロージャーがあります。各エンクロージャーには、ドリップ・センサーが 2 つあります。注各エンクロージャーはドリップ・センサーが 2 つあり、センサーがドリップ・センサーの水受け溝で水分を検出した場合、下部 EMC シールドの左下脚にある穴から黄色の LED が点灯するのを確認できます。図 1. ドリップ・センサー LED表 1. ドリップ・センサー LED 1 ドリップ・センサー LED (黄色) ドリップ・センサーの水受け溝に水分がないか目視で確認します。
左側のドリップ・センサーの前面にある下段および上段 EMC シールドを削除します。
図 2. 下段の EMC シールドの取り外し注EMC シールドの前に多岐管垂直パイプがある場合、パイプの下から横にスライドさせる必要があります。図 3. 上段の EMC シールドの取り外しフラッシュライトを使用して、プラスチックの水受け溝に水分がないか目視で検査します。
上段および下段 EMC シールドを再取り付けします。
図 4. 上段の EMC シールドの取り付け図 5. 下段 EMC シールドの取り付け右側のドリップ・センサーの水受け溝で手順を繰り返します。
OS から、または電源ボタンを 5 秒間長押しして、すべてのノードの電源をオンにします。
注各ノード (計算ノードあたり 2 つ) の緑色の電源 LED が点滅し、ノードがスタンバイ状態であることが示されます。電源コードを 6 つのエンクロージャー・パワー・サプライすべてから切り離します。
重要エンクロージャーで漏れを確認する前に、エンクロージャー全体の電源を完全に切り離します。水ループに水分がないかチェックします。
エンクロージャーから上部ノード (ベイ 11 および 12) を取り外して (エンクロージャーからの DWC トレイの取り外しを参照)、安定した作業面に置き、カバーを取り外して (トレイ・カバーの取り外しを参照)、水ループ全体に水分の兆候がないか慎重に検査します (ゴム製および銅製の管の下)。コンピュート・トレイをエンクロージャーに再取り付けします (エンクロージャーへの DWC トレイの取り付けを参照)。
ベイ 9 およびベイ 10 でトレイの手順を繰り返します。
ベイ 7 およびベイ 8 でトレイの手順を繰り返します。
ベイ 5 およびベイ 6 でトレイの手順を繰り返します。
ベイ 3 およびベイ 4 でトレイの手順を繰り返します。
ベイ 1 およびベイ 2 でトレイの手順を繰り返します。
注一番下のトレイ (ベイ 1 および 2) をエンクロージャーに再取り付けする前に、フラッシュライトを使用してエンクロージャーの下部を目視で検査します。
上記の手順で問題を特定できない場合、1 つ以上のトレイ水ループの交換が必要になることがあります (ウォーター・ループの交換を参照)。さらにサポートが必要な場合は、製品エンジニアにお問い合わせください。