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シリアル・ポート・モジュールの取り付け

シリアル・ポート・モジュールを取り付けるには、このセクションの説明に従ってください。

S002
disconnect all power
注意
装置の電源制御ボタンおよびパワー・サプライの電源スイッチは、装置に供給されている電流をオフにするものではありません。デバイスには 2 本以上の電源コードが使われている場合があります。デバイスから完全に電気を取り除くには電源からすべての電源コードを切り離してください。

このタスクについて

重要
  • 安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインおよび 安全検査のチェックリストをお読みください。

  • サーバーと周辺機器の電源をオフにし、電源コードとすべての外部ケーブルを取り外します。サーバーの電源をオフにするを参照してください。

  • コンポーネントが入っている帯電防止パッケージをサーバーの塗装されていない金属面に接触させてから、コンポーネントをパッケージから取り出し、帯電防止面の上に置きます。

シリアル・ポート・モジュールは、PCIe ライザー 1 のスロット 5 にのみ取り付ることができます。

手順

  1. シリアル・ポート・モジュールを取り付けます。
    1. スロット・フィラーが取り付けられている場合、フィラーを取り外します。
    2. モジュールとスロットの位置を合わせ、しっかり固定されるまで、モジュールを慎重にスライドさせます。
    図 1. シリアル・ポート・モジュールの取り付け

  2. 1 本のねじを締めてモジュールを固定したら、保持具を閉じます。
    図 2. 固定しているねじの取り付け


  3. PCIe ライザー 1 の取り付けに進みます。PCIe ライザー 1 を取り付けている場合は、シリアル・ポート・ケーブルをシステム・ボードに接続します。PCIe ライザー・アセンブリーの取り付け を参照。

このタスクの完了後

  1. 部品交換を完了します。部品交換の完了を参照してください。

  2. Linux またはr Microsoft Windows でシリアル・ポート・モジュールを有効にするには、インストールされているオペレーティング・システムに応じて以下のいずれかの操作を行います。
    Serial over LAN (SOL) または Emergency Management Services (EMS) 機能が有効になっている場合、そのシリアル・ポートは Linux および Microsoft Windows で非表示になります。したがって、SOL および EMS を無効にして、オペレーティング・システム上のシリアル・ポートをシリアル・デバイスに使用する必要があります。
    • Linux の場合:

      Ipmitool を開き、次のコマンドを入力して Serial over LAN (SOL) 機能を無効にします。

      -I lanplus -H IP -U USERID -P PASSW0RD sol deactivate
    • Microsoft Windows の場合:

      1. Ipmitool を開き、次のコマンドを入力して SOL 機能を無効にします。

        -I lanplus -H IP -U USERID -P PASSW0RD sol deactivate
      2. Windows PowerShell を開き、次のコマンドを入力して Emergency Management Services (EMS) 機能を無効にします。

        Bcdedit /ems off
      3. サーバーを再起動して EMS 設定が反映されたことを確認します。

デモ・ビデオ

YouTube で手順を参照