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シリアル・ポート・モジュールの取り付け

シリアル・ポート・モジュールを取り付けるには、この情報を使用します。

シリアル・ポート・モジュールを取り付ける前に、新しいシリアル・ポート・モジュールが入っている帯電防止パッケージを、サーバーの外側の塗装されていない面に接触させます。次に、新しいシリアル・ポート・モジュールをパッケージから取り出し、帯電防止面の上に置きます。

シリアル・ポート・モジュールを取り付けるには、以下の手順を実行します。

動画で見る

YouTubeにて、この手順を説明した動画をご覧いただけます。

シリアル・ポート・モジュールは、ライザー 1 アセンブリーまたはライザー 2 アセンブリーに取り付けることができます。次の手順は、シリアル・ポート・モジュールをライザー 2 アセンブリーに取り付けるシナリオに基づいています。取り付け手順は、シリアル・ポート・モジュールをライザー 1 アセンブリーに取り付ける手順と同じです。

  1. ライザー・アセンブリーを見つけてサーバーから取り外します。
  2. ライザー・アセンブリーが PCIe スロット・ブラケットで覆われている場合は、まずブラケットを取り外します。次に、ライザー・アセンブリーにシリアル・ポート・モジュールを取り付けます。
    図 1. シリアル・ポート・モジュールの取り付け
    Install the serial port module.

  3. ライザー・アセンブリーをシステム・ボードのライザー・スロットに取り付けます。ライザー・アセンブリーが完全に装着されたことを確認します。
  4. システム・ボードのシリアル・ポート・モジュール・コネクターにシリアル・ポート・モジュールのケーブルを接続します。コネクターの位置を確認するには、システム・ボードのコンポーネントを参照してください。シリアル・ポート・モジュールが PCIe スロット 1 に取り付けられている場合は、図のようにシリアル・ポート・モジュールのケーブルを配線します。
    図 2. PCIe スロット 1 に搭載されたシリアル・ポート・モジュールのケーブル配線
    Cable routing for serial port module installed in PCIe slot 1

シリアル・ポート・モジュールを取り付けた後、インストールされているオペレーティング・システムに応じて以下のいずれかの操作を行って有効にします。
  • Linux オペレーティング・システムの場合:

    Ipmitool を開き、次のコマンドを入力して Serial over LAN (SOL) 機能を無効にします。

    -I lanplus -H IP -U USERID -P PASSW0RD sol deactivate

  • Microsoft Windows オペレーティング・システムの場合:

    1. Ipmitool を開き、次のコマンドを入力して SOL 機能を無効にします。

      -I lanplus -H IP -U USERID -P PASSW0RD sol deactivate

    2. Windows PowerShell を開き、次のコマンドを入力して Emergency Management Services (EMS) 機能を無効にします。

      Bcdedit /ems no

    3. サーバーを再起動して EMS 設定が反映されたことを確認します。