メインコンテンツまでスキップ

CMOS バッテリーの取り外し

以下の情報を使用して、CMOS バッテリーを取り外します。

このタスクについて

以下のヒントでは、CMOS バッテリーの取り外し時に考慮すべき事項について説明します。
  • Lenovo は安全性を考慮してこの製品を設計しました。CMOS バッテリーは適切に取り扱い、危険を避ける必要があります。CMOS バッテリーを交換するときは、以下の指示に従ってください。
  • オリジナルのリチウム・バッテリーを、重金属バッテリーまたは重金属コンポーネントを含むバッテリーに交換する場合、以下の環境上の考慮事項に配慮する必要があります。重金属を含むバッテリーおよび蓄電池は、通常の家庭ごみと一緒に廃棄しないでください。製造者、流通業者、または販売代理人によって無料で回収され、再利用されるか、正しい方法で廃棄されます。
  • 交換用バッテリーを注文するには、米国内では 1-800-IBM-SERV に、カナダでは 1-800-465-7999 または 1-800-465-6666 に電話してください。米国およびカナダ以外では、サポート・センターまたは指定のビジネス・パートナーにご連絡ください。
    CMOS バッテリーの交換後は、サーバーを再構成し、システム日付と時刻を再設定する必要があります。
S004
Attention
注意

リチウム・バッテリーを交換する場合は、Lenovo 指定の部品番号またはメーカーが推奨する同等タイプのバッテリーのみを使用してください。システムにリチウム・バッテリーが入ったモジュールがある場合、そのモジュールの交換には同じメーカーの同じモジュール・タイプのみを使用してください。バッテリーにはリチウムが含まれており、適切な使用、扱い、廃棄をしないと、爆発するおそれがあります。

次のことはしないでください。
  • 水に投げ込む、あるいは浸す
  • 100°C (212°F) を超える過熱
  • 修理または分解

バッテリーを廃棄する場合は地方自治体の条例に従ってください。

S002
disconnect all power
注意
装置の電源制御ボタンおよびパワー・サプライの電源スイッチは、装置に供給されている電流をオフにするものではありません。デバイスには 2 本以上の電源コードが使われている場合があります。デバイスから完全に電気を取り除くには電源からすべての電源コードを切り離してください。
重要
  • 安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインをお読みください。

  • このタスクを行うには、サーバーの電源をオフにし、すべての電源コードを切り離します。

  • 静電気の影響を受けやすいコンポーネントは取り付け時まで帯電防止パッケージに収め、システム停止やデータの消失を招く恐れのある静電気にさらされないようにしてください。また、このようなデバイスを取り扱う際は静電気放電用リスト・ストラップや接地システムなどを使用してください。

手順

  1. トップ・カバーを取り外します。トップ・カバーの取り外しを参照してください。
  2. CMOS バッテリーへのアクセスを妨げるすべての部品とケーブルを取り外します。
  3. CMOS バッテリーを見つけます。システム・ボードを参照してください。
  4. バッテリー・クリップを図のように開き、CMOS バッテリーを慎重にソケットから取り出します。
    重要
    • 正しく CMOS バッテリーを取り外さないと、システム・ボード上のソケットが損傷する可能性があります。ソケットが損傷すると、システム・ボードの交換が必要になる場合があります。

    • 過度の力で CMOS バッテリーを傾けたり押したりしないでください。

    図 1. CMOS バッテリーの取り外し
    CMOS battery removal

完了したら

  1. 新しいバッテリーを取り付けます。CMOS バッテリーの取り付け を参照してください。

  2. CMOS バッテリーを廃棄する場合は地方自治体の条例に従ってください。

デモ・ビデオ

YouTube で手順を参照