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シリアル・ポートの取り付け

シリアル・ポートを取り付けるには、この情報を使用します。

シリアル・ポートを取り付ける前に:
  1. 新しいシリアル・ポートが入っている帯電防止パッケージを、サーバーの外側の塗装されていない面に接触させます。次に、新しいシリアル・ポートをパッケージから取り出し、帯電防止面の上に置きます。

シリアル・ポートを取り付けるには、次のステップを実行してください。

図 1. シリアル・ポートの取り付け
Graphic depicting the installation of the serial port

  1. シリアル・ポートを、サーバー・シャーシの内側からシャーシのシリアル・ポート用の穴の中にスライドさせます。
  2. システム・ボードのシリアル・ポート・モジュール・コネクター 1 にシリアル・ポートのケーブルを接続します。
    図 2. システム・ボード上のシリアル・ポート・ケーブル・コネクター
    Graphic depicting serial port removal
  3. ドライブ・ケージを取り付けます。ドライブ・ケージの取り付けを参照してください。
  4. トップ・カバーを取り付けます。トップ・カバーの取り付けを参照してください。
  5. スライド・レールのラッチを押し上げ、サーバーを押してラックに戻します。
  6. サーバーの前面にある 2 本の拘束ねじを締めて、サーバーをラックに固定します。
    ラックを移動する場合は、システムを常にラックに固定してください。
  7. 必要に応じて、管理ポート、およびすべての PCIe アダプター・ポートを含め、すべてのケーブルをサーバー前面のポートに接続します。管理ポートと PCIe アダプター・ポートは、I/O 拡張ケージにあります。
  8. シリアル・ポートのねじを使用して、シャーシにシリアル・ポートを固定します。
  9. サーバーの背面にある両方のパワー・サプライに電源コードを接続します。
シリアル・ポートを有効にするには:
  • Linux オペレーティング・システムの場合:

    Ipmitool を開き、次のコマンドを入力して Serial over LAN (SOL) 機能を無効にします。

    ipmitool -I lanplus -H IP -U USERID -P PASSW0RD sol deactivate

    ここで、それぞれ以下の意味があります。
    IP
    XCC の IP アドレス。
    USERID および PASSW0RD
    XCC にアクセスするための資格情報。
  • Microsoft Windows オペレーティング・システムの場合:

    1. Ipmitool を開き、次のコマンドを入力して SOL 機能を無効にします。

      ipmitool -I lanplus -H IP -U USERID -P PASSW0RD sol deactivate

      IP
      XCC の IP アドレス。
      USERID および PASSW0RD
      XCC にアクセスするための資格情報。
    2. Windows PowerShell を開き、次のコマンドを入力して Emergency Management Services (EMS) を無効にします。

      bcdedit /ems no

    3. サーバーを再起動して EMS 設定が反映されたことを確認します。