ファームウェアの構成
サーバーのファームウェアのインストールとセットアップには、いくつかのオプションを使用できます。
Lenovo では、オプション ROM をレガシーに設定することを推奨しませんが、必要に応じてこの設定を実行できます。この設定により、スロット・デバイス用の UEFI ドライバーがロードされなくなり、LXCA、OneCLI や XCC のような Lenovo ソフトウェアに負の副作用を引き起こす可能性があることに注意してください。これらの影響には、アダプター・カードのモデル名やファームウェア・レベルなどの詳細の確認が不能になるなどがありますが、これらに限定されません。場合によっては、特定の PCIe アダプターの機能が正しく有効になっていない可能性があります。
Lenovo XClarity Provisioning Manager (LXPM)
Lenovo XClarity Provisioning Manager では、サーバーの UEFI 設定を構成できます。注Lenovo XClarity Provisioning Manager には、サーバーを構成するためのグラフィカル・ユーザー・インターフェースが用意されています。システム構成へのテキスト・ベースのインターフェース (Setup Utility) も使用できます。Lenovo XClarity Provisioning Manager で、サーバーを再起動してテキスト・ベースのインターフェースにアクセスすることを選択できます。さらに、テキスト・ベースのインターフェースを、LXPM を起動して表示されるデフォルト・インターフェースにすることも選択できます。これを行うには、 に移動します。グラフィック・ユーザー・インターフェースを使用してサーバーを起動するには、「自動」または「ツール・スイート」を選択します。
詳しくは、次の資料を参照してください。
Lenovo XClarity Provisioning Manager ポータル・ページで、ご使用のサーバーと互換性のある LXPM に関する資料のバージョンを検索します。
Lenovo XClarity Essentials OneCLI
構成アプリケーションおよびコマンドを使用して現在のシステム構成設定を表示し、Lenovo XClarity Controller と UEFI に変更を加えることができます。保存された構成情報は、他のシステムを複製またはリストアするために使用できます。
Lenovo XClarity Essentials OneCLI を使用したサーバーの構成については、以下を参照してください。
Lenovo XClarity Administrator
一貫した構成を使用して、すべてのサーバーを簡単にプロビジョニングおよび事前プロビジョニングできます。構成設定 (ローカル・ストレージ、I/O アダプター、ブート設定、ファームウェア、ポート、Lenovo XClarity Controller や UEFI の設定など) はサーバー・パターンとして保管され、1 つ以上の管理対象サーバーに適用できます。サーバー・パターンが更新されると、その変更は適用対象サーバーに自動的にデプロイされます。
Lenovo XClarity Administrator を使用したファームウェアの更新に関する特定の詳細情報は、以下から入手できます。
Lenovo XClarity Controller
サーバーの管理プロセッサーは、Lenovo XClarity Controller Web インターフェース、コマンド・ライン・インターフェースまたは Redfish API 経由で構成できます。
Lenovo XClarity Controller を使用したサーバーの構成については、以下を参照してください。
Lenovo XClarity Controller ポータル・ページにある、ご使用のサーバーと互換性のある XCC に関する資料の「サーバーの構成」セクション