MI300X GPU の問題
GPU とヒートシンク・モジュール、および GPU ベースボードに関連する問題を解決するには、この情報を使用します。
GPU のヘルス・チェック
注
次のいずれかのユーティリティーを使用して、GPU ヘルス・ステータスを確認します。必ず、以下の必要なユーティリティーを含む GPU ドライバーを更新してください。最新のドライバーは、ThinkSystem SR685a V3 用のドライバーおよびソフトウェアのダウンロード Web サイト で入手することができます。
システム管理インターフェース (SMI) 情報について詳しくは、AMD システム管理インターフェースを参照してください。
rocm-smi
rocm-smi ユーティリティーを実行して、8 つの GPU をオンラインで表示します。
図 1. rocm-smirocm-smi --showrasinfo
rocm-smi --showrasinfo ユーティリティーを実行して、8 つの GPU のハードウェアの詳細を表示します。
図 2. rocm-smi --showrasinforocm-smi --showhw
rocm-smi --showhw ユーティリティーを実行して、8 つの GPU のエラー・カウンターを表示します。
図 3. rocm-smi --showhwrocm-smi -a
ユーティリティ rocm-smi -a を実行して、8 つの GPU のステータスを表示します。
図 4. rocm-smi -a
システムが特定の GPU の検出に失敗する
いずれかのイベントが XCC Web イベント・ログに表示される場合は、システムが 1 つ以上の特定の GPU の検出に失敗したことを示します。
- イベント FQXSPIO0015M: システム [ComputerSystemElementName] のスロット [PhysicalConnectorSystemElementName] で障害が発生しました。 が表示される場合は、FQXSPIO0015Mを参照して問題を解決してください。
- イベント FQXSFIO0010M: 訂正不能 PCIe エラーがバス [arg1] デバイス [arg2] 機能 [arg3] で発生しました。デバイスのベンダー ID は [arg4] で、デバイス ID は [arg5] です。物理 [arg6] 番号は [arg7] です。 が表示される場合は、FQXSFIO0010Mを参照して問題を解決してください。注パラメーター:
- [arg1] バス
- [arg2] デバイス
- [arg3] 機能
- [arg4] VID
- [arg5] DID
- [arg6] スロット/ベイ
- [arg7] インスタンス番号
- イベント FQXSPUN0019M: センサー [SensorElementName] が重大度の低い状態から重大に遷移しました が表示される場合は、FQXSPUN0019Mを参照して問題を解決してください。
注
次の表は、XCC のスロット番号付けと物理 GPU ソケット間のマッピング情報を示しています。
XCC のスロット番号付け | 物理 GPU ソケット | GPU ソケットの位置 |
---|---|---|
スロット 17 | OAM 7 | ![]() |
スロット 18 | OAM 6 | |
スロット 19 | OAM 4 | |
スロット 20 | OAM 5 | |
スロット 21 | OAM 3 | |
スロット 22 | OAM 2 | |
スロット 23 | OAM 0 | |
スロット 24 | OAM 1 |
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