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ヒートシンク Torx T30 ナットの取り外し

このタスクには、ヒートシンクに PEEK (Polyether ether ketone) Torx T30 ナットを取り外す手順が含まれています。

このタスクについて

S002
disconnect all power
注意
装置の電源制御ボタンおよびパワー・サプライの電源スイッチは、装置に供給されている電流をオフにするものではありません。デバイスには 2 本以上の電源コードが使われている場合があります。デバイスから完全に電気を取り除くには電源からすべての電源コードを切り離してください。
重要
  • 安全に作業を行うために、取り付けのガイドラインをお読みください。

  • このタスクを行うには、サーバーの電源をオフにし、すべての電源コードを切り離します。

  • 静電気の影響を受けやすいコンポーネントは取り付け時まで帯電防止パッケージに収め、システム停止やデータの消失を招く恐れのある静電気にさらされないようにしてください。また、このようなデバイスを取り扱う際は静電気放電用リスト・ストラップや接地システムなどを使用してください。

  • サーバーがラックに取り付けられている場合は、ラックから取り外します。

  • 脚部スタンドがサーバーに取り付けられている場合は、作業しやすいように内側に回転させてサーバーを横向きに置きます。

  • プロセッサー接点には触れないでください。プロセッサー接点の皮膚からの油脂などによる汚れは、接触不良の原因になることがあります。

ご使用のシステムのヒートシンク、プロセッサー、プロセッサー・キャリアは、図と異なる場合があります。

手順

  1. このタスクの準備をします。
    1. 冗長スワップ・パワー・サプライを取り外します。ホット・スワップ・パワー・サプライの取り外しを参照してください。
    2. サーバーのカバーを取り外します。サーバー・カバーの取り外しを参照してください。
    3. すべてのフラッシュ電源モジュールを取り外します。フラッシュ電源モジュールの取り外しを参照してください。
    4. エアー・バッフルを取り外します。エアー・バッフルの取り外しを参照してください。
    5. PHM を取り外します。プロセッサーとヒートシンクの取り外し を参照してください。
  2. Torx T30 ナットを取り外します。
    図 1. ヒートシンクから Torx T30 ナットを取り外す
    Removing a Torx T30 nut from the heat sink
    プロセッサーの下部にある金色の接点に触れないでください。
    1. 反傾斜ワイヤー・ベイルを内側に回転させます。
    2. Torx T30 ナットの上部エッジをヒートシンクの中央方向に外れるまで押し込みます。
    3. Torx T30 ナットを取り外します。
      重要
      取り外した Torx T30 ナットを目視で検査します。ナットにひびや破損がある場合、サーバー内に破片や破損部分がないことを確認してください。

終了後

  1. 新しい Torx T30 ナットを取り付けます。ヒートシンク Torx T30 ナットの取り付け を参照してください。

  2. コンポーネントまたはオプション装置を返却するよう指示された場合は、すべての梱包上の指示に従い、提供された配送用の梱包材がある場合はそれを使用してください。

デモ・ビデオ

YouTube で手順を参照