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ステップ 1: ミラー整合性グループを作成または選択します

新しいミラーリング整合性グループを作成するか、または既存のものを選択することができます。

  • 新しいミラーリング整合性グループを作成するには、 SAN Manager でローカルとリモートのストレージ・アレイを検出する必要があります。

ミラーリング整合性グループは、プライマリーおよびセカンダリー・ボリューム (ミラーリングされたペア) のコンテナーであり、グループ内のすべてのペアの希望する再同期方法 (手動または自動) を指定します。

  1. 「管理」ページで、送信元として使用するローカル・ストレージ・アレイを選択します。
  2. 「操作」 > 「非同期ミラーリング・ペアの作成」を選択します。
    「非同期ミラーリング・ペアの作成」ウィザードが開きます。
  3. 既存のミラーリング整合性グループを選択するか、または新しいものを作成することができます。

    既存のグループを選択するには、「既存のミラーリング整合性グループ」が選択されていることを確認し、そのグループを表から選択します。整合性グループには、複数のミラーリングされたペアを含めることができます。

    新規グループを作成するには、以下を行います。

    1. 新しいミラーリング整合性グループ」を選択し、「次へ」をクリックします。
    2. 2 つのストレージ・アレイ間でミラーリングされるボリュームのデータを最もよく示す固有の名前を入力します。名前として使用できるのは、文字、数字、および下線 (_)、ダッシュ (-)、ハッシュ記号 (#) という特殊文字のみです。名前は 30 文字を超えることはできず、スペースを含むことはできません。
    3. ローカル・ストレージ・アレイとのミラーリング関係を確立するリモート・ストレージ・アレイを選択します。
      リモート・ストレージ・アレイがパスワード保護されている場合、システムはパスワードの入力を求めるプロンプトを表示します。
    4. ミラーリングされたペアを手動で、または自動で同期するかどうかを選択します。
      • 手動 — このグループ内のミラーリングされたすべてのペアの同期を手動で開始するには、このオプションを選択します。後で再同期を実行する場合は、プライマリー・ストレージ・アレイの System Manager を起動してから、「ストレージ」 > 「非同期ミラーリング」に進む必要があります。「ミラーリング整合性グループ」タブからグループを選択し、「詳細」 > 「手動で再同期」を選択します。
      • 自動 — 必要な間隔を「」、「時間」、「」から選択します。この間隔は、前の更新の開始から次回の更新の開始までの間隔です。たとえば、同期間隔が 30 分に設定されており、同期プロセスが午後 4:00 に開始された場合、次のプロセスは午後 4:30 に開始されます。
    5. 必要なアラート設定を選択します。
      • 手動同期の場合は、アラートを受信したときのしきい値 (残存容量の割合で定義されています) を指定します。
      • 自動同期では、指定された時間に同期が完了していない場合、リモート・アレイ上の回復ポイント・データが特定の制限時間より古い場合、予約済み容量が特定のしきい値 (残存容量の割合で定義されています) に近づいている場合に、3 つの方法のアラートを設定できます。
  4. 次へ」を選択し、「ステップ 2: プライマリー・ボリュームを選択する」に進みます。
    新規のミラーリング整合性グループを定義した場合、 SAN Manager はローカル・ストレージ・アレイでミラーリング整合性グループを最初に作成してから、リモート・ストレージ・アレイにミラーリング整合性グループを作成します。各アレイで System Manager を起動することによって、ミラーリング整合性グループを表示および管理できます。
    SAN Manager でローカル・ストレージ・アレイにミラーリング整合性グループが正常に作成されても、リモート・ストレージ・アレイで作成できない場合は、ミラーリング整合性グループをローカル・ストレージ・アレイから自動的に削除します。 SAN Manager がミラーリング整合性グループを削除しようとしているときにエラーが発生した場合は、手動で削除する必要があります。