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手順3:同期設定を選択する

通信中断後にデータを同期する方法を決定する設定を選択します。

通信中断後に、プライマリー・ボリュームのコントローラー・オーナーがセカンダリー・ボリュームとの間でデータを再同期する優先順位を設定することができます。また、手動または自動で再同期ポリシーを選択する必要があります。
  1. スライダ バーを使用して同期優先順位を設定します。

    同期優先順位は、I/O要求の処理と比較して、通信中断後の初期同期と再同期処理を完了するためにどの程度のシステム リソースが使用されるかを決定するものです。

    このダイアログで設定した優先順位は、プライマリー・ボリュームとセカンダリー・ボリュームの両方に適用されます。 System Manager にアクセスして、「ストレージ」 > 「同期ミラーリング」 > 「詳細」 > 「設定の編集」を選択して、プライマリー・ボリュームのレートを後で変更できます。

    同期優先度は5段階で設定できます。

    • 最低
    • 最高
  2. リモート・ストレージ・アレイのミラーリング・ペアを手動で同期するか自動的に再同期するかを選択します。
    • 手動(推奨オプション) – ミラー ペアとの通信が回復したあとに同期を手動で再開する場合に選択します。このオプションを選択すると、最適なタイミングでデータをリカバリすることができます。
    • 自動 – ミラー ペアとの通信が回復したあとに再同期を自動で開始する場合に選択します。

    手動で同期を再開するには、 System Manager アクセスして、「ストレージ > 同期ミラーリング」を選択し、表のミラーリング・ペアをハイライト表示します。「詳細」で「再開」を選択します。

  3. 完了」を選択して、同期ミラーリング・シーケンスを完了します。

ミラーリングをアクティブ化すると、システムは以下の操作を実行します。

  • ローカル ストレージ アレイとリモート ストレージ アレイの間で初期同期を開始します。
  • 同期優先順位と再同期のポリシーを設定します。
  • コントローラのHICで最も大きい番号のポートをデータ送信のミラーリング用に予約します。

    このポートで受信したI/O要求は、ミラー ペアに含まれるセカンダリ ボリュームのリモートの優先コントローラ所有者からのみ承認されます (プライマリ ボリュームにおける予約が許可されます)。2個のリザーブ容量ボリューム(各コントローラに1個ずつ)を作成します。

  • これらのボリュームは、コントローラのリセットおよびその他の一時的な中断からリカバリするための書き込み情報をログに記録するために使用されます。

    各ボリュームの容量は128MiBです。ただし、ボリュームがプールに配置されている場合は、ボリュームごとに4GiBが予約されます。

System Manager にアクセスして、「ホーム」 > 「進行中の操作の表示」を選択し、同期ミラーリング操作の進行状況を表示します。この処理には時間がかかることがあり、システムのパフォーマンスに影響する可能性があります。