コマンド・ライン・パラメーター
symbolクライアント・タイプが実行されているすべてのコントローラーに該当するコマンド・ライン・パラメーター
パラメーター | 定義 |
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-R (大文字) | パスワードのユーザー・ロールを定義します。ロールには次のどちらかを指定できます。
-R パラメーターは、ストレージ・アレイのパスワードを定義する –p パラメーターとともに使用する場合にのみ有効です。 -R パラメーターは、ストレージ・アレイでデュアル・パスワード機能が有効になっている場合にのみ必須です。以下の条件に該当する場合、 -R パラメーターは必要ありません。
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すべてのコントローラーおよびクライアント・タイプに該当するコマンド・ライン・パラメーター
パラメーター | 定義 |
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host-name-or-IP-address | インバンド管理またはアウトオブバンド管理のストレージ・アレイのホスト名またはインターネット・プロトコル (IP) アドレス ( xxx.xxx.xxx.xxx ) を指定します。
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-c | 指定したストレージ・アレイで実行するスクリプト・コマンドを入力することを示します。各コマンドの末尾にセミコロン ( ; ) を入力してください。同じコマンド行に -c パラメーターを複数配置することはできません。 -c パラメーターに続けて複数のスクリプト・コマンドを指定できます。 |
-d | スクリプト構成ファイルの内容を表示します。ファイルの内容は次の形式になります。 storage-system-name host-name1 host-name2 |
-e | 構文チェックを実行せずにコマンドを実行します。 |
-F (大文字) | すべてのアラートの送信元となるE メール・アドレスを指定します。 |
-f (小文字) | 指定したストレージ・アレイで実行するスクリプト・コマンドを含むファイルの名前を指定します。 -f パラメーターと -c パラメーターはどちらもスクリプト・コマンドを実行するためのコマンドです。 -c パラメーターは個々のスクリプト・コマンドを実行します。 -f パラメーターはスクリプト・コマンドのファイルを実行します。 デフォルトでは、ファイルのスクリプト・コマンドを実行した際に発生したエラーは無視され、ファイルは実行され続けます。この動作をオーバーライドするには、スクリプト・ファイルに set session errorAction=stop コマンドを使用します。 |
-g | この連絡先はすべてのE メール・アラート通知に記載されます。区切り記号や書式設定のない、テキストのみのASCIIファイルを指定する必要があります。 userdata.txt ファイルが存在する場合は、 -g パラメーターを使用しないでください。 |
-h | ストレージ・アレイの接続先であるSNMPエージェントを実行しているホストの名前を指定します。 -h パラメーターは以下のパラメーターとともに使用します。
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-I (大文字) | E メール・アラート通知に含める情報のタイプを指定します。以下の値を選択できます。
-q パラメーターを使用すると、電子メール通知の配信頻度を指定できます。 |
-i (小文字) | 既知のストレージ・アレイのIPアドレスを表示します。 -i パラメーターは -d パラメーターとともに使用します。ファイルの内容は次の形式になります。 storage-system-name IP-address1 IPaddress2 |
-n | スクリプト・コマンドを実行するストレージ・アレイの名前を指定します。 host-name-or-IP-address を使用する場合、この名前は省略可能です。 host-name-or-IP-addressを使用しない場合、ストレージ・アレイ名は必須です。 |
-o | スクリプト・コマンドの実行で生成されるすべての出力テキストの保存先ファイル名を指定します。 -o パラメーターは以下のパラメーターとともに使用します。
出力ファイルを指定しない場合、出力テキストは標準出力 (stdout) に出力されます。このパラメーターが設定されているかどうかに関係なく、スクリプト・コマンド以外のコマンドからの出力はすべてstdoutに送信されます。 |
-p | コマンドを実行するストレージ・アレイのパスワードを定義します。以下の条件に該当する場合、パスワードは必要ありません。
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-P | この引数には、次の2つの引数のどちらかが必要です。
この引数は、 https クライアント・タイプ (または symbol ) に関係なく、すべてのコントローラーで使用できます。 |
-q | イベント通知を受信する頻度およびイベント通知で返される情報のタイプを指定します。重大イベントについては、最低でも基本的なイベント情報を含むE メール・アラート通知が生成されます。 これらの値は、 -q パラメーターに対して有効です。
-I パラメーターを使用すると、電子メール・アラート通知で返される情報のタイプを指定できます。
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-quick | 単一行の処理に要する時間を短縮します。単一行の処理の例としては、 recreate snapshot volume コマンドがあります。このパラメーターは、コマンドの実行中にバックグラウンド・プロセスを実行しないことで時間を短縮します。 単一行の処理が複数含まれる処理には、このパラメーターを使用しないでください。このコマンドを多用した場合、コントローラーの処理能力を超える数のコマンドが実行されてオーバーランが発生し、処理が失敗する可能性があります。また、通常バックグラウンド・プロセスから収集されるステータスおよび構成の更新をCLIで使用できなくなります。このパラメーターを使用すると、バックグラウンド情報に依存する処理が失敗します。 |
-S (大文字) | スクリプト・コマンドの実行時に表示される、進捗状況を示す情報メッセージが表示されないようにします。(このモードはサイレント・モードとも呼ばれます)。このパラメーターを使用すると、以下のメッセージが表示されなくなります。
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-v | -d パラメーターとともに使用すると、構成ファイル内の既知のデバイスの現在のグローバル・ステータスを表示します。 |
-w | ストレージ・アレイのWWIDを指定します。このパラメーターは、 -n パラメーターの代わりに使用します。既知のストレージ・アレイの WWID を表示するには、 -w パラメーターを -d パラメーターとともに使用します。ファイルの内容は次の形式になります。 storage-system-name world-wide-ID IP-address1 IP-address2 |
-X (大文字) | ストレージ・アレイを構成から削除します。 |
-? | CLIコマンドの使用方法を表示します。 |