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今回のリリースでのCLIコマンドとスクリプト・コマンドの変更点

このトピックでは、最新リリースの ThinkSystem System Manager における CLI コマンドとスクリプト・コマンドの変更点を記載します。

Windows OSを使用する環境でSMcliコマンドをコマンド・プロンプトから実行する場合、入力ファイルまたは出力ファイルのファイル・パス名にエスケープ文字としてバックスラッシュ (\) 文字を追加する必要があります。-uオプションでロールベースのアクセス管理ユーザを指定し、SMcliをセキュアなHTTPSモードで使用する場合、バックスラッシュ (\) を追加する必要があります。例: C:\\dir\\subdir\\filename
現在 ThinkSystem SAN OS 11.50.2 以前を使用している場合、レガシー CLI を使用して ThinkSystem SAN OS の最新バージョンにアップグレードすることはできません。ThinkSystem SAN OS 11.50.2 からそれ以降のバージョンへのアップグレードは、SMcli を使用してのみ行うことができます。

ThinkSystem SAN OS 11.70.1

次の表は、リリース 11.70.1 以前の CLI コマンドとスクリプト・コマンドの変更点を示しています。

表 1. ThinkSystem SAN OS 11.70.1
コマンド変更点の説明
ドライブの消去の開始コマンドの追加
ストレージ・アレイのセキュリティー・キーのインポートforceOverwrite パラメーターが追加されました。
コントローラーのホスト・ポートのプロパティの設定fecMode パラメーターが追加されました。
syslog設定の表示syslogFormat パラメーターが追加されました。
syslogの設定syslogFormat パラメーターが追加されました。
E メール・アラートの設定serverEncryptionserverPort、serverUsernameserverPassword パラメーターが追加されました。
E メール・アラート設定の表示SMTP 暗号化、ポート、資格情報パラメーター・データが追加されました。
RAIDボリュームのリカバリblockSize パラメーターが追加されました。

ThinkSystem SAN OS 11.60.3

次の表は、リリース 11.60.3 以前の CLI コマンドとスクリプト・コマンドの変更点を示しています。

表 2. ThinkSystem SAN OS 11.60.3
コマンド変更点の説明
ストレージ・アレイのファームウェア / NVSRAMのダウンロードhealthCheckNeedsAttnOverride パラメーターが追加されました。
ディスク・プール内でのボリュームの作成raidLevel パラメーターが追加されました。
外部セキュリティー・キー管理の有効化saveFile パラメーターが追加されました。
外部セキュリティー・キー管理の無効化saveFile パラメーターが追加されました。
RAIDボリュームのリカバリhostUnmapEnabled パラメーターが追加されました。
ストレージ・アレイの自動サポートの手動ディスパッチを開始するコマンドの追加
データ・パリティーの修復コマンドの追加
ボリューム・マッピングの作成コマンドが追加されました。
ストレージ・アレイの表示profile パラメーター結果の下に Resource-Provisioned Volumes 項目が追加されました。
ディスク・プールの作成resourceProvisioningCapable パラメーターが追加されました。
ボリューム・グループの作成resourceProvisioningCapable パラメーターが追加されました。
ボリューム・グループの表示コマンド結果に resource-provisioned 情報が追加されました。
RAIDボリュームの作成 (自動ドライブ選択)resourceProvisioningCapable パラメーターが追加されました。
RAIDボリュームの作成 (手動ドライブ選択)resourceProvisioningCapable パラメーターが追加されました。
ディスク・プールの表示コマンド結果に resource-provisioned 情報が追加されました。
ストレージ・アレイのファームウェア / NVSRAMのダウンロードhealthCheckNeedsAttnOverride パラメーターが追加されました。
外部セキュリティー・キー管理の無効化saveFile パラメーターが追加されました。
ディスク・プールの表示コマンド結果に以下の情報が追加されました。
  • データ保障機能およびデータ保障対応ボリュームの存在

  • リソースのプロビジョニング機能

ボリューム・グループの表示コマンド結果に以下の情報が追加されました。
  • データ保障機能およびデータ保障対応ボリュームの存在

  • リソースのプロビジョニング機能

ディスク・プール内でのボリュームの作成raidLevel パラメーターが追加されました。
RAIDボリュームのリカバリhostUnmapEnabled パラメーターが追加されました。

ThinkSystem SAN OS 11.60.2

リリース 11.60.2 のコマンド・ライン・インターフェースは、セキュアなイーサネット管理インターフェースでのみ実行できます。ホスト接続のインバンド管理はサポートされていません。次の表は、リリース 11.60.2 以前の CLI コマンドとスクリプト・コマンドの変更点を示しています。

表 3. ThinkSystem SAN OS 11.60.2
コマンド変更点の説明
コントローラーのホスト・ポートのプロパティの設定host Port パラメーターの Physical 値と Virtual 値が追加されました。
ストレージ・アレイのサポート・データの保存object-bundle.json データ・タイプを追加しました。
自動ロード・バランシングの統計の保存

「ドライブがプライマリー・パスを失った」の注記が追加されました。

環境カード・ファームウェアのダウンロード

重要な注意事項を更新しました。

シン・ボリュームの属性の設定

repositoryMaxCapacityパラメーターとaddRepositoryCapacityパラメーターを更新しました。

ストレージ・アレイで自動ロード・バランシングを有効または無効にする

「ドライブがプライマリー・パスを失った」の注記が追加されました。

イニシエーターの作成

NVMe over RoCE と NVMe over Fibre Channel の互換性が追加されました。

イニシエーターの削除

NVMe over RoCE と NVMe over Fibre Channel の互換性が追加されました。

イニシエーターの設定

NVMe over RoCE と NVMe over Fibre Channel の互換性が追加されました。

スナップショット・グループの作成

「コンテキスト」セクションに注記を追加しました。

コントローラーのホスト・ポート・プロパティの設定

maxFramePayload portSpeed パラメーターの説明が修正されました。NVMe over RoCEの設定についての情報が追加されました。IPv4VlanId、IPv6VlanId、IPv4Priority、IPv6Priority、enableIPv6Priority、enableIPv4Priority、enableIPv6Vlan、およびenableIPv4Vlanの各パラメーターがNVMe over RoCE環境ではサポートされないことを示す注記が追加されました。

ThinkSystem SAN OS 11.50.3

リリース 11.50.3 用のインバンド CLI は、11.60.2 を含むすべてのファームウェア・リリースを実行するコントローラーのインバンド管理をサポートします。

ThinkSystem SAN OS 11.50.2 以前

このリリースはマイナーな機能強化と修正のみを提供します。