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パワー・キャニスターの交換準備

お使いのストレージ・アレイに関するサポート・データを収集し、障害のあるコンポーネントを特定して、60 ドライブのコントローラー・シェルフまたはドライブ・シェルフでパワー・キャニスターを交換する準備をします。

  • ThinkSystem System Manager から、リカバリー Guru で詳細を確認して、パワー・キャニスターに問題があることを確認し、リカバリー Guru から「再確認」を選択して先に解決する必要がある項目がないことを確かめます。
  • キャニスターに障害があることを示す、パワー・キャニスターのオレンジ色の注意 LED が点灯していることを確認します。シェルフの両方のパワー・キャニスターでオレンジ色の注意 LED が点灯している場合は、テクニカル・サポートに問い合わせてください。
このタスクでは、以下のコントローラー・シェルフのパワー・キャニスターを交換するための準備方法について説明します。
  • DE4000H コントローラー・シェルフ (4U)
  • DE6000H コントローラー・シェルフ (4U)
  • DE600S ドライブ・シェルフ

シェルフの 2 つ目のパワー・キャニスターが「最適」のステータスで、ThinkSystem System Manager のリカバリー Guru の詳細領域にある「取り外し OK」フィールドに「はい」と表示されている限り、ストレージ・アレイの電源がオンになっていて、ホスト I/O 操作を実行している間にパワー・キャニスターを交換できます。

このタスクを実行している間、装置がオーバーヒートしないように他のパワー・キャニスターが両方のファンに電力を供給します。

  1. ThinkSystem System Manager を使用し、ストレージ・アレイに関するサポート・データを収集します。
    1. 「サポート」 > 「サポート・センター」 > 「診断」の順に選択します。
    2. サポート・データの収集」を選択します。
    3. 収集」をクリックします。

    ブラウザーのダウンロード・フォルダーに support-data.7z という名前でファイルが保存されます。

  2. ThinkSystem System Manager から、障害が発生しているパワー・キャニスターを調べます。
    1. ハードウェア」を選択します。
    2. シェルフ」ドロップダウン・リストの右側にある電源 アイコンを確認して、障害のあるパワー・キャニスターを搭載したシェルフを判別します。
      コンポーネントに障害が発生した場合、このアイコンは赤色になります。
    3. 赤色アイコンの付いたシェルフを見つけた場合、「シェルフの背面を表示」を選択します。
    4. パワー・キャニスターまたは赤色の電源アイコンを選択します。
    5. パワー・サプライ」タブで、パワー・キャニスターのステータスを確認して、交換する必要があるパワー・キャニスターを判別します。
      障害」ステータスのあるコンポーネントは交換する必要があります。
      重要
      シェルフの 2 つ目のパワー・キャニスターのステータスが「最適」ではない場合、障害のあるパワー・キャニスターのホット・スワップを試みないでください。その代わりに、テクニカル・サポートに問い合わせてください。
    イベント・ログ
    リカバリー Guru の詳細領域で障害が発生したパワー・キャニスターに関する情報を確認する、シェルフに表示された情報を確認する、または「」で「」を確認してコンポーネント・タイプごとにフィルタリングすることもできます。
  3. ストレージ・アレイの背面から、注意 LED を見て、取り外す必要があるパワー・キャニスターの位置を確認します。

    LED が点灯しているパワー・キャニスターは交換する必要があります。

    電源 LED。緑色で点灯している場合、パワー・キャニスターは正常に機能しています。消灯している場合、パワー・キャニスターに障害が発生している、AC スイッチがオフになっている、AC 電源コードが適切に取り付けられていない、AC 電源コードの入力電圧が範囲内にない (AC 電源コードの電源側に問題がある) のいずれかです。

    注意 LED。オレンジ色で点灯している場合、パワー・キャニスターで障害が発生しているか、このパワー・キャニスターに電力が供給されていないか、他のパワー・キャニスターが動作しています。