メインコンテンツまでスキップ

コントローラーをオフラインにする

2 コントローラー構成の場合は、障害のあるコントローラーをオフラインにして、障害の発生したバッテリーを安全に取り外すことができるようにします。構成をバックアップして、最初にサポート・データを収集する必要があります。その後、影響を受けるコントローラーをオフラインにできます。

始める前に

  • ストレージ・アレイには 2 つのコントローラーが必要です。オフラインにしなかったコントローラーはオンライン (最適の状態) である必要があります。
  • ボリュームが使用中でないこと、またはこれらのボリュームを使用するすべてのホストにマルチパス・ドライバーがインストールされていることを確認します。

コントローラーがお使いのストレージ・アレイに 2 つある場合のみ、このタスクを実行します。

  1. ThinkSystem System Manager から、リカバリー Guru で詳細を確認して、バッテリーに問題があることを確認し、先に解決する必要がある項目がないことを確かめます。
  2. リカバリー Guru の詳細領域で、交換するバッテリーを判別します。
  3. ストレージ・アレイの構成データベースをバックアップします。

    コントローラーを取り外すときに問題が発生した場合、保存したファイルを使用して構成を復元できます。

    1. ThinkSystem System Manager から SMcli をダウンロードし、SMcli コマンドの実行環境をセットアップします。
    2. 次の SMcli コマンドを実行します。
      save storageArray dbmDatabase sourceLocation=onboard contentType=all file="filename";
      このコマンドでは、filename がデータベースを保存するファイル・パスとファイル名です。ファイル名は、バックラッシュに続く二重引用符 (\") で囲みます。例:
       file="C:\Program Files\CLI\logs\dbmdata.zip" 

      このコマンドでは、保存されたファイルにファイルの拡張子は自動的に追加されません。ファイル名を入力するときに、ファイルの拡張子を指定する必要があります。

      PowerShell の場合は、ファイル名を二重引用符 2 つ ("") で囲みます。たとえば、file = \""データ.zip\"" のようになります。
  4. ThinkSystem System Manager を使用し、ストレージ・アレイに関するサポート・データを収集します。
    1. 「サポート」 > 「サポート・センター」 > 「診断」の順に選択します。
    2. サポート・データの収集」を選択します。
    3. 収集」をクリックします。

    ブラウザーのダウンロード・フォルダーに support-data.7z という名前でファイルが保存されます。

  5. コントローラーがオフラインではない場合、ThinkSystem System Manager または SMcli ツールでオフラインにします。
      1. 「ハードウェア」を選択します。
      2. 図にドライブが表示されている場合、「シェルフの背面を表示」を選択してコントローラーを表示します。
      3. オフラインにするコントローラーを選択します。
      4. コンテキスト・メニューから、「オフラインにする」を選択して、操作を実行することを確認します。
      1. ThinkSystem System Manager から SMcli をダウンロードし、SMcli コマンドの実行環境をセットアップします。
      2. 次のいずれかの SMCli コマンドを実行します:
        For controller A: set controller [a] availability=offline;
        For controller B: set controller [b] availability=offline;
  6. ThinkSystem System Manager がコントローラーのステータスをオフラインに更新するまで待ちます。
    重要
    ステータスが更新されるまで、他の操作を開始しないでください。