コントローラには、システム管理に使用されるイーサネット ポートが搭載されています。必要に応じて、このポートの送信パラメータとIPアドレスを変更できます。
このタスクについて
この手順では、ポート1を選択し、速度およびアドレス指定方式を決定します。ポート1は、管理クライアントがコントローラと
System Managerにアクセスできるネットワークに接続します。
どちらのコントローラでもポート2は使用しないでください。ポート2はテクニカル サポート用に予約されています。
- [ハードウェア]を選択します。
- 図にドライブが表示された場合は、[シェルフ背面を表示]をクリックします。
図が変化し、ドライブの代わりにコントローラーが表示されます。
- 管理ポートを設定するコントローラをクリックします。
コントローラのコンテキスト メニューが表示されます。
- [管理ポートの設定]を選択します。
[管理ポートの設定]ダイアログ ボックスが開きます。
- ポート1が表示されていることを確認し、[次へ]をクリックします。
- ポート設定を選択し、[次へ]をクリックします。
表 1. フィールドの詳細フィールド | 説明 |
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速度と二重モード | ストレージ アレイとネットワークの間の送信パラメータをSystem Managerで自動的に設定する場合は、[自動ネゴシエーション]設定をそのままにします。ネットワークの速度とモードがわかっている場合は、ドロップダウン リストからパラメータを選択します。 |
このリストには、速度と二重モードの有効な組み合わせのみが表示されます。 | IPv4 を有効にする/IPv6 を有効にする |
一方または両方のオプションを選択して、IPv4ネットワークとIPv6ネットワークのサポートを有効にします。[IPv4 を有効にする]を選択して[次へ]をクリックすると、IPv4設定を選択するためのダイアログ ボックスが開きます。[IPv6 を有効にする]を選択して[次へ]をクリックすると、IPv6設定を選択するためのダイアログ ボックスが開きます。
- 両方のオプションを選択した場合は、IPv4設定のダイアログ ボックスが最初に開き、[次へ]をクリックするとIPv6設定のダイアログ ボックスが開きます。
表 2. IPv4、IPv6、またはその両方を、自動または手動で設定します。フィールドの詳細 | フィールド |
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説明 | DHCP サーバから自動的に設定を取得 |
設定を自動的に取得する場合は、このオプションを選択します。 | 静的な設定を手動で指定このオプションを選択した場合は、コントローラのIPアドレスを入力します (フィールドにはカット アンド ペーストでアドレスを入力できます)。IPv4の場合は、ネットワークのサブネット マスクとゲートウェイも指定します。IPv6の場合は、ルーティング可能なIPアドレスとルータのIPアドレスも指定します。IPアドレスの設定を変更すると、ストレージ アレイへの管理パスが失われます。ThinkSystem SAN Managerを使用してネットワーク内のアレイをグローバルに管理する場合は、ユーザ インターフェイスを開き、[Manage > [Discover]に移動します。 |
- 「終了」をクリックします。
次の処理
コントローラ設定の[管理ポート]タブに、管理ポート設定が表示されます。