NTPサーバ アドレスの設定
ネットワーク タイム プロトコル(NTP)サーバへの接続を設定すると、コントローラがNTPサーバを定期的に照会して内部のクロックを更新できるようになります。
始める前に
ネットワークにNTPサーバをインストールし、設定する必要があります。
プライマリNTPサーバとオプションのバックアップNTPサーバのアドレスを確認しておく必要があります。これらのアドレスには、完全修飾ドメイン名、IPv4アドレス、またはIPv6アドレスを使用できます。
注
NTPサーバのドメイン名を1つ以上入力した場合は、NTPサーバ アドレスを解決できるようにDNSサーバも設定する必要があります。DNSサーバの設定が必要となるのは、NTPを設定してドメイン名を指定したコントローラだけです。
このタスクについて
NTPを設定すると、ストレージ アレイがSimple Network Time Protocol(SNTP)を使用してコントローラのクロックを外部ホストと自動的に同期できるようになります。コントローラは設定されたNTPサーバを定期的に照会し、その結果を使用して内部のクロックを更新します。一方のコントローラだけでNTPが有効になっている場合、代替コントローラのクロックはNTPが有効なコントローラと定期的に同期されます。どちらのコントローラでもNTPが有効になっていない場合は、定期的にコントローラ間で相互にクロックが同期されます。
重要
両方のコントローラでNTPを設定する必要はありませんが、設定しておくことで、ハードウェア障害や通信障害が発生した場合にストレージ アレイの同期度が向上します。
コントローラ設定の[DNS / NTP]タブに、NTPサーバ設定が表示されます。
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