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NTPサーバ アドレスの設定

ネットワーク タイム プロトコル(NTP)サーバへの接続を設定すると、コントローラがNTPサーバを定期的に照会して内部のクロックを更新できるようになります。

始める前に

  • ネットワークにNTPサーバをインストールし、設定する必要があります。

  • プライマリNTPサーバとオプションのバックアップNTPサーバのアドレスを確認しておく必要があります。これらのアドレスには、完全修飾ドメイン名、IPv4アドレス、またはIPv6アドレスを使用できます。

NTPサーバのドメイン名を1つ以上入力した場合は、NTPサーバ アドレスを解決できるようにDNSサーバも設定する必要があります。DNSサーバの設定が必要となるのは、NTPを設定してドメイン名を指定したコントローラだけです。

このタスクについて

NTPを設定すると、ストレージ アレイがSimple Network Time Protocol(SNTP)を使用してコントローラのクロックを外部ホストと自動的に同期できるようになります。コントローラは設定されたNTPサーバを定期的に照会し、その結果を使用して内部のクロックを更新します。一方のコントローラだけでNTPが有効になっている場合、代替コントローラのクロックはNTPが有効なコントローラと定期的に同期されます。どちらのコントローラでもNTPが有効になっていない場合は、定期的にコントローラ間で相互にクロックが同期されます。

重要
両方のコントローラでNTPを設定する必要はありませんが、設定しておくことで、ハードウェア障害や通信障害が発生した場合にストレージ アレイの同期度が向上します。
  1. [ハードウェア]を選択します。
  2. 図にドライブが表示された場合は、[シェルフ背面を表示]をクリックします。
    図が変化し、ドライブの代わりにコントローラーが表示されます。
  3. 設定するコントローラをクリックします。
    コントローラのコンテキスト メニューが表示されます。
  4. [NTP サーバの設定]を選択します。
    [ネットワーク タイム プロトコル(NTP)サーバの設定]ダイアログ ボックスが開きます。
  5. [コントローラで NTP を有効にする]AまたはB)を選択します。
    ダイアログ ボックスにその他のオプションが表示されます。
  6. 次のいずれかのオプションを選択します。
    • NTP サーバ アドレスを DHCP サーバから自動的に取得する – 検出されたNTPサーバ アドレスが表示されます。
      静的なNTPアドレスを使用するようにストレージ アレイが設定されている場合、NTPサーバは表示されません。
    • NTP サーバ アドレスを手動で指定する – プライマリNTPサーバのアドレスとバックアップNTPサーバのアドレスを入力します。バックアップ・サーバーはオプションです(ラジオ・ボタンを選択すると、これらのアドレス・フィールドが表示されます)。サーバ アドレスには、完全修飾ドメイン名、IPv4アドレス、またはIPv6アドレスを指定できます。
  7. 必要に応じて、バックアップNTPサーバのサーバ情報および認証クレデンシャルを入力します。
  8. [保存]をクリックします。
コントローラ設定の[DNS / NTP]タブに、NTPサーバ設定が表示されます。