メインコンテンツまでスキップ

読み取り不能セクターのログの表示

読み取り不能セクターのログを保存して、分析用のファイルをテクニカル サポートに送信できます。

このタスクについて

読み取り不能セクターのログには、リカバリ不可能なメディア エラーが報告されたドライブが原因で発生した読み取り不能セクターの詳細なレコードが含まれます。読み取り不能セクターは、通常のI/Oおよび変更処理(再構築など)の際に検出されます。読み取り不能セクターが検出されたストレージ アレイに対しては、要注意アラートが表示されます。Recovery Guruでは、注意すべき読み取り不能セクターの状態を識別します。読み取り不能セクターに格納されているデータはリカバリできないため、失われたとみなされます。

読み取り不能セクターのログには、最大1,000個の読み取り不能セクターを格納できます。読み取り不能セクターのログのエントリが1,000個に達すると、次の条件が適用されます。

  • 再構築中に読み取り不能セクターが新しく検出された場合は、再構築が失敗し、エントリがログに記録されません。

  • I/O中に読み取り不能セクターが新しく検出された場合は、I/Oが失敗し、エントリがログに記録されません。

    これらの操作には、オーバーフロー前に成功したRAID 5の書き込みとRAID 6の書き込みが含まれます。
重要
データが失われる可能性 – 読み取り不能セクターからのリカバリは複雑な手順であり、さまざまな方法を使用する可能性があります。 この処理は、テクニカル・サポートから指示があった場合にのみ実行してください。
  1. サポート > サポート・センター > 診断タブの順に選択します。
  2. [読み取り不能セクターの表示 / 消去]を選択します。
  3. 読み取り不能セクターのログを保存するには、次の手順を実行します。
    1. テーブルの最初の列で、読み取り不能セクターのログを保存するボリュームを個別に選択する(各ボリュームの横にあるチェック ボックスをオンにする)か、テーブルのヘッダーにあるチェック ボックスをオンにしてすべてのボリュームを選択できます。

      特定のボリュームを検索するには、任意の列をソートするか、または[フィルタ]ボックスに文字を入力できます。
    2. [保存]をクリックします。
    ブラウザーのダウンロード・フォルダーに unreadable-sectors.txt という名前でファイルが保存されます。
  4. テクニカル サポートから読み取り不能セクターのログを消去するよう依頼があった場合は、次の手順を実行します。
    1. テーブルの最初の列で、読み取り不能セクターのログを消去するボリュームを個別に選択する(各ボリュームの横にあるチェック ボックスをオンにする)か、テーブルのヘッダーにあるチェック ボックスをオンにしてすべてのボリュームを選択できます。
    2. [クリア]をクリックし、処理を実行することを確認します。