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プールとは何ですか?

プールは、論理的にグループ化されたドライブの集まりです。プールを使用し、ホストにアクセス可能な 1 つ以上のボリュームを作成できます(ボリュームはプールまたはボリューム・グループから作成します)。

プールを使用すると、ディスク スペースが不足しないように管理者が各ホストの使用状況を監視する必要はなくなり、従来のようなディスク サイズの変更に伴うシステム停止もありません。プールの容量が不足してきたらシステムを停止せずにプールにドライブを追加することができ、ホストには透過的に容量が拡張されます。

プールを使用すると、データは自動的に再分散されてバランスが維持されます。パリティ情報とスペア容量がプール全体に分散されるので、プール内のすべてのドライブを障害が発生したドライブの再構築に使用できます。このアプローチでは専用のホット スペア ドライブは使用されません。代わりに、予約済み(スペア)容量がプール全体で確保されます。ドライブ障害が発生すると、他のドライブのセグメントが読み取られてデータが再作成されます。その後、新しいドライブが選択されて障害が発生したドライブにあった各セグメントが書き込まれ、ドライブ間のデータ分散が維持されます。