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コントローラの状態

コントローラには、オンライン、オフライン、およびサービス モードの3種類の状態があります。

オンライン状態

オンライン状態は、コントローラの通常動作時の状態です。コントローラが正常に動作しており、I/O処理に使用できます。

コントローラをオンラインにすると、ステータスが最適になります。

オフライン状態

オフライン状態は、通常、コントローラが2台あるストレージ アレイでコントローラの交換を準備するときに使用します。コントローラがオフライン状態になるのは、明示的なコマンドを実行した場合、またはコントローラで障害が発生した場合です。コントローラのオフライン状態は、別の明示的なコマンドを実行するか、障害が発生したコントローラを交換するまで解消されません。コントローラをオフラインにできるのは、ストレージ アレイにコントローラが2台ある場合だけです。

コントローラがオフライン状態のときは次の状況になります。

  • そのコントローラをI/Oに使用できません。

  • そのコントローラを使用してストレージ アレイを管理することはできません。

  • そのコントローラが現在所有しているボリュームはもう一方のコントローラにすべて移動されます。

サービス モード

サービス モードは、通常はテクニカル サポートのみが使用するモードです。コントローラを診断できるように、ストレージ アレイのすべてのボリュームをもう一方のコントローラに移動します。

コントローラのサービス モードへの切り替えは手動で行う必要があり、サービスの処理が完了したら手動でオンラインに戻す必要があります。

  • コントローラがサービス モードのときは次の状況になります。

  • そのコントローラをI/Oに使用できません。

  • テクニカル サポートは、そのコントローラにシリアル ポートまたはネットワーク接続を介してアクセスし、潜在的な問題の分析を行うことができます。

  • そのコントローラが現在所有しているボリュームはもう一方のコントローラにすべて移動されます。