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アクセス ボリューム

アクセス ボリュームは、ストレージ アレイの出荷時に設定されたボリュームで、ホストI/O接続を介したストレージ アレイおよびホストとの通信に使用されます。アクセス ボリュームには論理ユニット番号(LUN)が必要です。

アクセス ボリュームは、次の2つの場面で使用されます。

  • ホストの自動作成 - Host Context Agent(HCA)ユーティリティで、ホストの自動作成でホスト情報(名前、ポート、ホスト タイプ)をSystem Managerにプッシュするために使用されます。
  • インバンド管理 - インバンド接続でストレージ アレイを管理するために使用されます。これは、ストレージ アレイをコマンドライン インターフェイス(CLI)で管理する場合にのみ可能です。

アクセス ボリュームは、ホストに初めてボリュームを割り当てるときに自動的に作成されます。たとえば、Volume_1とVolume_2をホストに割り当て、その結果を表示すると、3つのボリュームが表示されます(Volume_1、Volume_2、Access)。

ホストを自動作成しない場合、あるいはCLIを使用してストレージ アレイをインバンドで管理しない場合は、アクセス ボリュームが不要であるため、アクセス ボリュームを削除してLUNを解放できます。この処理を実行すると、ボリュームとLUNの割り当てが解除されるだけでなく、ホストへのインバンド管理接続もすべて削除されます。