自動ロード バランシングとは何ですか?
自動ロード バランシングはI/Oを自動的に分散する機能を提供し、ホストからの受信I/Oトラフィックは動的に管理されて両方のコントローラに分配されます。
自動ロード・バランシング機能を使用すると、負荷の変化に動的に対応してボリュームのコントローラー所有権が自動的に調整されるため、コントローラー間でワークロードが移動する際の負荷の不均衡が解消され、I/Oリソースの管理が強化されます。
各コントローラーのワークロードが継続的に監視され、ホストにインストールされたマルチパス・ドライバーとの連携により、必要に応じて自動的に負荷を調整することができます。ワークロードがコントローラー間で自動的に再分散されるため、ストレージ・アレイの負荷の変化に応じてボリュームのコントローラー所有権を手動で調整する必要がなくなり、ストレージ管理者の負担が軽減されます。
自動ロード・バランシングを有効にすると、次の機能が実行されます。
コントローラーのリソース利用率が自動的に監視されて負荷が分散されます。
ボリュームのコントローラー所有権が必要に応じて自動的に調整され、ホストとストレージ・アレイの間のI/O帯域幅が最適化されます。
注
コントローラのSSDキャッシュを使用するよう割り当てられているボリュームは、自動ロード バランシング転送の対象となりません。
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