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System x3650 M5 サーバー

この「インストールとサービスのガイド」には、Lenovo System x3650 M5 タイプ 5462 サーバーのセットアップに関する情報および手順と、一部のオプション装置の取り付け、サーバーの配線と構成、装置の取り外しと交換の手順、ならびに診断とトラブルシューティングの情報が記載されています。

オプションのデバイスの取り付けに記載のオプションのハードウェア・デバイスの取り付け、ファームウェアとデバイス・ドライバーの更新、および取り付けの完了の各手順に加えて、ビジネス・パートナーは、ビジネス・パートナー用の手順の手順も実行する必要があります。

Lenovo System x3650 M5 タイプ 5462 サーバーは、高さ 2U1 のラック・モデル・サーバーで、高ボリュームのネットワーク・トランザクション処理に適しています。この高性能なマルチコア・サーバーは、高度なマイクロプロセッサー性能、柔軟性のある入出力 (I/O)、および高い管理能力を必要とするネットワーク環境に最適です。

サーバーの設計においては、パフォーマンス、使いやすさ、信頼性、および拡張機能などが重要な考慮事項でした。これらの設計機能を用いることで、現在のニーズに応じてシステム・ハードウェアをカスタマイズしたり、将来に備えて柔軟性の高い機能拡張を準備したりすることができます。

このサーバーには限定保証が適用されます。保証の条件に関する情報については、サーバーに付属の資料「保証情報」を参照してください。

このサーバーには、パフォーマンスと信頼性の強化に役立つ Lenovo X-Architecture テクノロジーが組み込まれています。詳しくは、サーバーが提供する機能および 信頼性、可用性、および保守容易性を参照してください。

ご使用のサーバーおよびその他のサーバー製品に関する最新の情報は、Lenovo System x Web サイト から入手できます。サポート・ログイン Web サイト では、目的の製品を特定して、個別設定したサポート・ページを作成することができます。この個別設定されたページから、新しい技術文書に関する E メール通知を毎週購読したり、情報を検索しダウンロードしたり、さまざまな管理サービスにアクセスしたりすることができます。

クライアント・リファレンス・プログラムに参加すると、ご使用になっているテクノロジー、ベスト・プラクティス、および革新的ソリューションに関する情報を共用できるほか、業界ネットワークを構築し、お客様の業務の認知度を上げることができます。クライアント・リファレンス・プログラムについて詳しくは、IBM Client Reference Materials Web サイト を参照してください。

本書の図は、お客様がご使用のモデルと多少異なる場合があります。

シンプル・スワップ構成の場合、このサーバーには、2.5 型または 3.5 型のいずれかの 8 個のシンプル・スワップ・ハードディスク・ドライブ・ベイが備わっています。2.5 型シンプル・スワップ・モデルでは、シンプル・スワップ serveRAID オプション・キットを使用して、2.5 型シンプル・スワップ・ハードディスク・ドライブ・ベイを最大で 16 個まで拡張することができます。

ホット・スワップ構成の場合、このサーバーには、3.5 型または 2.5 型のいずれかの 8 個の SAS/SATA ホット・スワップ・ハードディスク・ドライブ・ベイが備わっています。ほとんどのモデルには、ServeRAID SAS コントローラーが搭載されています。2.5 型モデルでは 2.5 型 SAS/SATA ホット・スワップ・ハードディスク・ドライブ・ベイを最大で 24 個まで拡張することができるのに対し、3.5 型モデルでは 3.5 型 SAS/SATA ホット・スワップ・ハードディスク・ドライブ・ベイを最大 12 個まで拡張することができます。

それぞれのベイの ID は、サーバー前面のドライブ・ベイの上に印刷されています。
次の図は、8 個の 2.5 型シンプル・スワップ・ハードディスク・ドライブ・ベイを備えたサーバーを示しています。オプション・キットを購入して 8 個の 2.5 型シンプル・スワップ・ハードディスク・ドライブ・ベイを追加で取り付けることで、16 個の 2.5 型シンプル・スワップ・ハードディスク・ドライブ・ベイにサーバーをアップグレードできます。
基本の 2.5 型シンプル・スワップ・モデルでは、SATA のシンプル・スワップ・ハードディスク・ドライブのみがサポートされます。シンプル・スワップ serveRAID 機能を使用すると、SATA と SAS のシンプル・スワップ・ハードディスク・ドライブがサポートされます。
図 1. 2.5 型シンプル・スワップ・モデルの前面図
2.5 型シンプル・スワップ・モデルの前面図
次の図は、8 個の 2.5 型ホット・スワップ・ハードディスク・ドライブ・ベイを備えたサーバーを示しています。
図 2. 2.5 型ホット・スワップ・モデルの前面図
2.5 型ホット・スワップ・モデルの前面図
8 個の追加 2.5 型ハードディスク・ドライブ・ベイを取り付けるためのオプション・キットを購入することができます。次の図は、16 個の 2.5 型ホット・スワップ・ハードディスク・ドライブ・ベイを備えたサーバーを示しています。
図 3. 16 ドライブ対応モデルの前面図
16 ドライブ対応モデルの前面図
オプション・キットを購入して 8 個の 2.5 型ハードディスク・ドライブ・ベイを追加で取り付けることで、24 ドライブ対応モデルに拡張できます。次の図は、24 個の 2.5 型ホット・スワップ・ハードディスク・ドライブ・ベイを備えたサーバーを示しています。
図 4. 24 ドライブ対応モデルの前面図
24 ドライブ対応モデルの前面図
次の図は、8 個の 3.5 型シンプル・スワップ・ハードディスク・ドライブ・ベイを備えたサーバーを示しています。追加でオプションを購入することで、シンプル・スワップ serveRAID 機能も利用できます。
基本の 3.5 型シンプル・スワップ・モデルでは、SATA のシンプル・スワップ・ハードディスク・ドライブのみがサポートされます。シンプル・スワップ serveRAID 機能を使用すると、SATA と SAS のシンプル・スワップ・ハードディスク・ドライブがサポートされます。
図 5. 3.5 型シンプル・スワップ・モデルの前面図
3.5 型シンプル・スワップ・モデルの前面図

次の図は、8 個の 3.5 型ホット・スワップ・ハードディスク・ドライブ・ベイを備えたサーバーを示しています。

図 6. 3.5 型ホット・スワップ・モデルの前面図
3.5 型ホット・スワップ・モデルの前面図

次の図は、12 個の 3.5 型ホット・スワップ・ハードディスク・ドライブ・ベイを備えたサーバーを示しています。

図 7. 12 ドライブ対応モデルの前面図
12 ドライブ対応モデルの前面図

ファームウェアおよび資料の更新が利用可能な場合は、Web サイトからダウンロードすることができます。このサーバーには、サーバー付属資料に記載されていない機能が備わっている場合があります。そのような機能に関する情報を組み込むために、資料は随時更新される可能性があります。また、サーバーの資料に含まれていない追加情報を提供するための技術更新情報を利用できる場合があります。更新を確認するには、Lenovo サポート・ポータル にアクセスしてください。

サーバーに関するデータを次の表に記録してください。
表 1. システム情報の記録.

システム名、マシン・タイプ、型式番号、およびシリアル番号について示した 4 列の表

製品名マシン・タイプ型式番号シリアル番号
Lenovo System x3650 M55462  
モデル番号とシリアル番号は、次の図に示すように、サーバー前面の ID ラベルに記載してあります。
本書の図は、ご使用のハードウェアと多少異なる場合があります。
図 8. ID ラベル
ID ラベル
MAC アドレス・ラベルは、ユーザー情報タグの上面にあります。
本書の図は、ご使用のハードウェアと多少異なる場合があります。
図 9. MAC アドレス・ラベル
MAC アドレス・ラベル

さらに、サーバーのカバーにあるシステム・サービス・ラベルには、サービス情報にモバイル・アクセスするための QR コードもあります。モバイル・デバイスの QR コード・リーダーとスキャナーを使用して QR コードをスキャンし、Service Information Web サイトにすぐにアクセスすることができます。Service Information Web サイトでは、追加情報として部品の取り付けや交換用のビデオ、およびサーバー・サポートのためのエラー・コードが提供されます。

次の図は QR コードを示しています (http://ibm.co/1qD4JX4)。
図 10. QR コード
QR コード

ServerGuide セットアップとインストール CD をダウンロードして、ハードウェアの構成、デバイス・ドライバーのインストール、およびオペレーティング・システムのインストールに役立てることができます。

サーバーでサポートされているオプションのデバイスのリストについては、Lenovo ServerProven Web サイト を参照してください。

1 ラックは、縦方向に 4.45 cm (1.75 インチ) 間隔で区切られています。この区切りをユニットと呼び、「U」で表します。1U の高さのデバイスは、約 4.45 cm (1.75 インチ) の高さになります。