信頼性、可用性、および保守容易性
コンピューターの設計上で、最も重要な要素は、信頼性 (reliability)、可用性 (availability)、および保守性 (serviceability) (RAS) です。RAS 機能によって、サーバーに保管されているデータの保全性を保ち、サーバーが必要なときに使用できるようにし、問題を容易に診断して修理することができます。
ご使用のサーバーには、次の RAS 機能があります。
- 部品に対して 3 年間、作業に対して 3 年間の限定保証 (Machine Type 5462)
- 24 時間サポート・センター
- 自動エラー再試行およびリカバリー
- マスク不可割り込み (NMI) 時の自動再起動
- 電源障害後の自動再起動
- Integrated Management Module (IMM) の制御下での基本入出力システム・スイッチングのバックアップ
- ファン、電源、温度、電圧、およびパワー・サプライの冗長性のための組み込みモニター
- 大半のコネクター上のケーブル存在の検出
- Chipkill メモリー保護
- x4 DRAM テクノロジー DIMM のための DDDC (Double Device Data Correction)。これにより、ハード障害の後に、最大 2 つの DRAM DIMM のうち単一の x4 DRAM DIMM でデータが使用可能になります。各ランクにある 1 つの x4 DRAM DIMM は、スペース・デバイスとして予約されています。
- ServeRAID およびイーサネット・アダプターの診断サポート
- エラー・コードとメッセージ
- エラー修正コード (ECC) L3 キャッシュおよびシステム・メモリー
- フル・アレイ・メモリー・ミラーリング (FAMM) 冗長性
- 速度感知機能付きのホット・スワップ冷却ファン
- ホット・スワップ・ハードディスク・ドライブ
- 情報および LCD システム情報表示パネル
- Integrated Management Module (IMM)
- メモリー DIMM、マイクロプロセッサー、ハードディスク・ドライブ、ソリッド・ステート・ドライブ、パワー・サプライ、およびファンの LCD システム情報表示パネル
- メモリー・ミラーリングおよびメモリー・スペアリングのサポート
- メモリー・エラー修正コードおよびパリティー・テスト
- メモリー・サイズの縮小 (非ミラーリング・メモリー)。ミラーリングされていない訂正不能エラーをメモリー・コントローラーが検出した後にサーバーを再起動し、メモリー・コントローラーが操作上の回復をできない場合、IMM は訂正不能エラーをログに記録して POST に通知します。POST は、訂正不能エラーがあるメモリーを論理的にマップから外し、サーバーは残りの取り付け済みメモリーを使用して再起動します。
- メニュー方式によるシステム構成、および、RAID 構成プログラムのセットアップ
- マイクロプロセッサーの組み込みセルフテスト (BIST)、内部エラー・シグナル・モニター、内部サーマル・トリップ・シグナル・モニター、構成検査、および LCD システム情報表示パネルによるマイクロプロセッサーと電圧調節モジュールの障害識別
- マスク不可能割り込み (NMI) ボタン
- スモール・コンピュータ・システム・インターフェース (SCSI) バスおよび PCI-E バスと PCI バスのパリティー・チェック
- 電源管理: 拡張構成および電力インターフェース機構 (ACPI) に準拠
- パワーオン・セルフテスト (POST)
- 事前対応型プラットフォーム・アラート (障害予知機能およびセルフ監視、分析およびレポート・テクノロジー・アラート): マイクロプロセッサー、電圧調整装置、メモリー、内部ストレージ・アレイ (SAS/SATA ハード・ディスク・ドライブおよびソリッド・ステート・ドライブ、NVMe ソリッド・ステート・ドライブ、M.2 ストレージ」、フラッシュ・ストレージ・アダプター)、ファン、パワー・サプライ、RAID コントローラー、サーバー周辺温度とサブコンポーネント温度
- フェイルオーバー・サポート付きの冗長イーサネット機能
- 冗長ホット・スワップ・パワー・サプライおよび冗長ホット・スワップ・ファン
- 冗長ネットワーク・インターフェース・カード (NIC) サポート
- 一時的にシステム・エラー LED をオフにするためのリマインド・ボタン
- リモートのシステム問題判別のサポート
- ROM ベースの診断
- ROM チェックサム
- メモリー、システム・ボード上の VPD、パワー・サプライ、およびハードディスク・ドライブまたはソリッド・ステート・ドライブのバックプレーン、マイクロプロセッサーとメモリー拡張トレイ、およびイーサネット・カードに関する Serial Presence Detection (SPD)
- Unified Extensible Firmware Interface (UEFI) による過度の訂正可能エラーまたは複数 bit エラーの単一 DIMM 分離
- ソリッド・ステート・ドライブ
- システム管理機能およびモニター用待機電圧
- リモート初期プログラム・ロード (RIPL) または動的ホスト構成プロトコル/ブート・プロトコル (DHCP/BOOTP) の使用による LAN からの起動 (ブート)
- 構成メニューからのシステム自動構成
- システム・エラー・ログ (POST および IMM)
- Inter-Integrated Circuit (IC) プロトコル・バスを通したシステム管理モニター
- 訂正不能エラー (UE) の検出
- ローカルでの、または LAN 経由による、アップグレード可能 POST、Unified Extensible Firmware Interface (UEFI)、診断、IMM ファームウェア、および読み取り専用メモリー (ROM) 常駐コード
- マイクロプロセッサー、システム・ボード、パワー・サプライ、および SAS/SATA (ホット・スワップ・ハードディスク・ドライブおよびソリッド・ステート・ドライブ) バックプレーンに関する重要プロダクト・データ (VPD)
- Wake on LAN 機能
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