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組み込みハイパーバイザーの使用

VMware ESXi 組み込みハイパーバイザー・ソフトウェアは、オプションの組み込みハイパーバイザー付き USB フラッシュ・デバイスまたは SD カードで使用可能です。

USB フラッシュ・デバイスは、システム・ボード上の USB ハイパーバイザー・コネクターに取り付けることができます (これらのコネクターの位置については、システム・ボードの内部コネクターを参照)。SD カードは SD アダプターに挿入できます。ハイパーバイザーは、複数のオペレーティング・システムが 1 つのホスト・システム上で同時に稼働できるようにする仮想化ソフトウェアです。USB フラッシュ・デバイスまたは SD カードは、ハイパーバイザー機能をアクティブにするために必要です。

組み込みハイパーバイザー機能の使用を開始するには、Setup Utility の起動シーケンスに USB フラッシュ・デバイスまたは SD カードを追加する必要があります。

USB フラッシュ・デバイスまたは SD カードを起動シーケンスに追加するには、以下の手順を実行してください。

  1. サーバーの電源をオンにします。
    サーバーが電源に接続されてから約 5 秒後に、電源制御ボタンがアクティブになります。
  2. プロンプト「<F1> Setup」が表示されたら、F1 を押します。
  3. Setup Utility のメイン・メニューから「Boot Manager」を選択します。
  4. 「Add Boot Option」を選択し、次に「Generic Boot Option」 > 「Embedded Hypervisor」を選択します。Enter キーを押してから、Esc を選択します。
  5. 「Change Boot Order」 > 「Change the order」を選択します。上矢印キーと下矢印キーを使用して「Embedded Hypervisor」を選択し、プラス (+) キーとマイナス (-) キーを使用して、ブート順序内で「Embedded Hypervisor」を移動します。「Embedded Hypervisor」がブート順序内の正しい位置になったら、Enter キーを押します。「Commit Changes」を選択して Enter キーを押します。
  6. Save Settings」を選択し、次に「Exit Setup」を選択します。

組み込みハイパーバイザー・フラッシュ・デバイス・イメージが破損した場合は、IBM x86 solutions for VMware vSphere Hypervisor Web サイト にアクセスし、画面の指示に従います。

追加情報と手順については、「VMware vSphere 4.1 Documentation」(VMware vSphere 4.1 Documentation Web サイト) または「VMware vSphere Installation and Setup Guide」(VMware vSphere Installation and Setup Guide) を参照してください。