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servicelog コマンド

このコマンドは、新規サービス・データ・ファイルを生成するために使用します。

このコマンドは、以前は ffdc コマンドでした。

servicelog コマンドを使用して、サービス・データを生成し、サポートに転送します。

servicelog コマンドと一緒に使用するコマンドのリストを次に示します。

次の表は、オプションの引数を示しています。

構文:
servicelog [subset_command] [-options]
表 1. servicelog サブセット・コマンド
オプション説明
generate新しいサービス・データ・ファイルを作成する
statusサービス・データ・ファイルの状況をチェックする
copy既存のサービス・データをコピーする
delete既存のサービス・データを削除する
表 2. servicelog オプション
オプション説明
-tサービス・ログ・タイプ1, 2, 3
  • 1: デバッグ・ログ (FFDC、デフォルト)
  • 2: サービス・データ・ログ
  • 3: サービス・データ・ログ結合デバッグ・ログ (ログ・ファイルをコピーする場合にのみ有効)
コマンド生成のための追加オプション
-cダンプ・データ・カテゴリーの選択。このオプションで指定されていない場合、データ・カテゴリーは含まれません。
  • タイプ 1 (ffdc) の場合: corefile
  • タイプ 2 (サービス・データ・ログ) の場合: network、audit、telemetry、osscreen
コマンドの生成およびコピーのための追加オプション
-fリモート・ファイル名または sftp ターゲット・ディレクトリー。sftp の場合は、ディレクトリー名 (~/ または /tmp/) に絶対パスまたは後書きの / を使用します。デフォルト値は、システムが生成した名前です。
-iptftp/sftp サーバーのアドレス。有効な IP アドレス
-pntftp/sftp サーバーのポート番号。有効なポート番号 (デフォルト 69/22)
-usftp サーバーのユーザー名。有効なユーザー名
-pwsftp サーバーのパスワード。有効なパスワード
-timeoutフォアグラウンド・コピーを許可する分数。1 ~ 5 (デフォルトは 1)
例:
system> servicelog generate
Generating ffdc...
system> servicelog status
Type 1 ffdc: in progress
system> servicelog copy -t 1 -ip 192.168.70.230 -u User2 -pw Passw0rd -f /tmp/
Waiting for ffdc.....
Copying ffdc...
ok
system> servicelog status
Type 1 ffdc: completed
8737AC1_DSY0123_xcc_120317-153327.tgz


system> servicelog generate
Generating ffdc...
system> servicelog status
Type 1 ffdc: in progress
system> servicelog status
Type 1 ffdc: in progress
system> servicelog copy -ip 192.168.70.230
Copying ffdc...
ok
system> servicelog status
Type 1 ffdc: completed
8737AC1_DSY0123_xcc_120926-105320.tgz
system>