ファームウェア更新の概要
サーバー・ファームウェアの更新に関する一般情報。
左側のペインの「ファームウェア更新」をクリックすると、ファームウェア情報の概要が表示されます。
- リポジトリーからの更新: サーバー・ファームウェアとリモート CIFS/NFS リポジトリーを同期しバッチ更新を行います (リポジトリーからの更新を参照)。
- システム・ファームウェア: システム・ファームウェアのステータス、バージョン、およびシステム・ファームウェア更新の概要。注「自動同期」をクリックして、「バックアップする自動プロモート・プライマリー BMC」を有効または無効にします。この設定を有効にすると、プライマリー・バンクが ISM (Image Stability Metric) 測定に合格した後、保留中のバックアップ・バンク・ファームウェアがプライマリー・バンクから同期されます。
- アダプター・ファームウェア: 取り付けられたアダプター・ファームウェア、ステータス、バージョン、およびアダプター・ファームウェア更新の概要。
- パワー・サプライ・ユニットのファームウェア: パワー・サプライ・ユニットのファームウェア・バージョンと PSU ファームウェアのアップデートの概要。
- ドライブ・バックプレーン PSoc ファームウェア: バックプレーン・ファームウェア・バージョンの概要。システム・ファームウェアの更新を実行します。
BMC、UEFI、LXPM、LXPM ドライバー、組み込み OS、FPGA、およびアダプターの現在のステータスとファームウェア・バージョン (BMC のプライマリー・バージョンとバックアップ・バージョンを含む) が表示されます。ファームウェア状況には、次の 3 つのカテゴリーがあります。
- アクティブ: ファームウェアはアクティブです。
- 非アクティブ: ファームウェアはアクティブではありません。
- 再起動保留中: ファームウェア・イメージが更新されており、BMC のサーバーの再起動後に有効になります。
- 該当なし: このコンポーネントにファームウェアがインストールされていませんでした。
重要
XCC および IMM は、UEFI を更新する前に最新バージョンに更新する必要があります。異なる順序で更新すると、正しく動作しない可能性があります。
誤ったファームウェア更新をインストールすると、サーバーが誤動作する可能性があります。ファームウェアまたはデバイス・ドライバーの更新をインストールする前に、ダウンロードした更新に付属のすべての README および変更履歴ファイルをお読みください。これらのファイルには、更新に関する重要な情報および更新のインストール手順が記載されています。この手順には、以前のファームウェアまたはデバイス・ドライバーのバージョンから最新のバージョンに更新するための特殊な手順も含まれます。Web ブラウザーに XCC キャッシュ・データが含まれている可能性があるため、XCC ファームウェアのアップグレード後に Web ページを再ロードすることをお勧めします。
SATA M.2 アダプターを除き、AMD プロセッサー・サーバーはアウトオブバンドのアダプター・ファームウェアの更新をサポートしません。
一部のファームウェア更新では、システムの再起動が必要です。これにより、ファームウェアのアクティブ化または内部更新が実行されます。システムのブートのこのプロセスは、「システム保守モード」と呼ばれ、ユーザーの電源操作を一時的に許可しません。このモードは、ファームウェア更新中も有効になっています。システムが保守モードに入ったときに、ユーザーは AC 電源を切り離してはなりません。
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