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メモリー DIMM の交換

ノードは特定のメモリー・エラーを自己修正できることがありますが、メモリーに障害が発生するとシステムのパフォーマンスが低下する可能性があります。障害の起きたメモリーは早急に交換してください。障害の起きた DIMM は次の方法で知ることができます。
  • ブート時の POST エラー

  • Lenovo XClarity Administrator のエラー

  • Prism Web コンソールのエラー

  • メモリーの一部が検出されない。たとえば、アプライアンスにはノードあたり 256 GB あるはずだが、ホストには 240 GB しか表示されないなど。

メモリー DIMM を交換する手順は以下のとおりです。

  1. XClarity Administrator で確認するか、IMM Web コンソールを使用して POST イベント・ログを参照することで、障害の起きた DIMM を特定します。イベント・ログには、DIMM 障害の位置に関する情報が記載されます。

  2. Nutanix ハードウェア交換ドキュメントで説明されているハイパーバイザー固有のノード・シャットダウン手順に従ってノードをシャットダウンします。

  3. ケーブル管理アームが取り付けられていない場合は、ノードの電源をオフにしてすべてのケーブルを取り外します。ノード・シャーシをラックから引き出します。

  4. トップ・カバーの取り外しの説明に従ってトップ・カバーを取り外します。

  5. エアー・バッフルの取り外しの説明に従って、エアー・バッフルを取り外します。

  6. メモリー・モジュールの交換の説明に従って、メモリー DIMM を交換します。

  7. エアー・バッフルの交換の説明に従って、エアー・バッフルを交換します。

  8. トップ・カバーの交換の説明に従ってトップ・カバーを交換します。

  9. ノード・シャーシをラックに押して戻し、必要に応じてケーブルを再接続します。ノードの電源をオンにします。

  10. Nutanix ハードウェア交換ドキュメントで説明されているハイパーバイザー固有のノード起動手順に従ってノードを起動します。

  11. 以下の点を確認して、DIMM メモリー障害が解決されたことを確認します。
    • POST イベント・ログにエラーがない。

    • Lenovo XClarity Administrator にエラーが表示されない。

    • Prism にエラーが表示されない。