ホット・スワップ AC 電源の交換
以下の情報を使用して、ホット・スワップ AC 電源を交換します。
以下に、サーバーがサポートするパワー・サプライのタイプ、およびパワー・サプライを取り付ける際に考慮すべき事項について示します。
- 追加のパワー・サプライの取り付け、あるいは異なるワット数のパワー・サプライとの交換を行う前には、Power Configurator ユーティリティーを使用して現行のシステム電力使用量を確認してください。ユーティリティーの詳しい説明とダウンロードについては、IBM Power Configurator Web サイト にアクセスしてください。
- サーバーには、パワー・サプライ・ベイ 1 に接続する 1 個のホット・スワップ 12 V 出力パワー・サプライが標準で搭載されています。入力電圧は、AC 電源が供給されている場合は 100-127 V AC または 200-240 V AC の自動検知、DC 電源の場合は -48V DC または -60V DC の自動検知です。
- サーバーが適切に作動することを確実にするために、サーバー内のパワー・サプライは、電力定格 (ワット数) および 80-PLUS の変換効率レベルが同一でなければなりません。たとえば、550 ワットのパワー・サプライと 750 ワットのパワー・サプライをサーバー内で混用することはできません。さらに、750 ワットの Platinum パワー・サプライと 750 ワットの Titanium パワー・サプライをサーバー内で混用することはできません。
- パワー・サプライ 1 がデフォルトであり、1 次パワー・サプライです。パワー・サプライ 1 に障害が発生した場合は、即時に同じワット数かつ同じ 80-PLUS 変換効率レベルのパワー・サプライと交換する必要があります。
- 冗長性を得るためにオプションのパワー・サプライをオーダーできます。
- これらのパワー・サプライは、並列操作向けの設計になっています。パワー・サプライに障害が発生した場合、リダンダント電源がシステムに電源を供給し続けます。このサーバーでは、最大 2 つのパワー・サプライをサポートします。
安全 5
注意
デバイスの電源制御ボタンおよびパワー・サプライの電源スイッチは、デバイスに供給されている電流をオフにするものではありません。デバイスには 2 本以上の電源コードが使われている場合があります。デバイスから完全に電気を取り除くには電源からすべての電源コードを切り離してください。
安全 8
注意
パワー・サプライまたは次のラベルが貼られている部分のカバーは決して取り外さないでください。
このラベルが貼られているコンポーネントの内部には、危険な電圧、強い電流が流れています。これらのコンポーネントの内部には、保守が可能な部品はありません。これらの部品に問題があると思われる場合はサービス技術員に連絡してください。
パワー・サプライを取り付けるには、次のステップを実行してください。
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