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汎用固有 ID (UUID) の更新

システム・ボードを交換した場合、汎用固有 ID (UUID) を更新する必要があります。Lenovo ToolsCenter Suite CLI (OneCLI) を使用して、UEFI ベースのサーバーの UUID を更新します。

OneCLI は複数のオペレーティング・システムをサポートするオンライン・ツールです。ご使用のオペレーティング・システム用のバージョンをダウンロードしたことを確認してください。OneCLI は、Lenovo Web サイトからダウンロードできます。OneCLI をダウンロードし、UUID を更新するには、以下を行います。
Lenovo Web サイトは定期的に変更されます。実際の手順は、本書の説明とは少々異なる場合があります。
  1. OneCLI のダウンロード:
    1. Lenovo Support Portal に進みます。
    2. パネル上部にある「Downloads (ダウンロード)」タブをクリックします。
    3. 「ToolsCenter」の下で、「View ToolsCenter downloads (ToolsCenter ダウンロードの表示)」を選択します。
    4. 「Lenovo ToolsCenter Suite CLI」 を選択します。
    5. スクロールダウンし、リンクをクリックして、ご使用のオペレーティング・システム用の OneCLI バージョンをダウンロードします。
  2. OneCLI が IMM2 で UUID を設定します。以下のいずれかの方法を選択してIMM2にアクセスし、UUID を設定します。
    • ターゲット・システムからオンラインでアクセス (LAN またはキーボード・コンソール・スタイル (KCS) のアクセスなど)
    • ターゲット・システムへのリモート・アクセス (LAN ベース)
    • OneCLI を含んでいるブート可能メディア (ブート可能メディアに応じて、LAN または KCS)
  3. OneCLI パッケージ (他の必要なファイルも含まれています) をサーバーにコピーし、解凍します。OneCLI と必要なファイルを必ず同じディレクトリーに解凍してください。
  4. OneCLI をインストールした後、次のコマンド構文を使用して UUID を設定します。

    onecli config set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoUUID <uuid_value> [access_method]

    ここで、それぞれ以下の意味があります。
    <uuid_value>
    ユーザーが割り当てる最大 16 バイトの 16 進値。
    [access_method]
    以下の方式からユーザーが使用することを選択したアクセス方式。
    • オンライン認証 LAN アクセスの場合、次のコマンドを入力します。

      [−−imm imm_user_id:imm_password@imm_internal_ip]

      ここで、それぞれ以下の意味があります。
      imm_internal_ip
      IMM2内部 LAN/USB IP アドレス。デフォルト値は 169.254.95.118 です。
      imm_user_id
      IMM2 アカウント (12 アカウントのうちの 1 つ)。デフォルト値は USERID です。
      imm_password
      IMM2 アカウントのパスワード (12 アカウントのうちの 1 つ)。デフォルト値は PASSW0RD (O ではなくゼロ 0 を使用) です。
      いずれのパラメーターも指定しない場合、OneCLI はデフォルト値を使用します。デフォルト値が使用され、オンライン認証の LAN アクセス方式を使用して OneCLI が IMM2 にアクセスできない場合は、OneCLI は自動的に認定されていない KCS アクセス方式を使用します。
      ユーザー ID およびパスワードのデフォルト値を使用しない例:
      onecli config set SYSTEM_PROD_DATA.SYsInfoUUID <uuid_value> --user <user_id> 
      --password <password>
      ユーザー ID およびパスワードのデフォルト値を使用する例:
      onecli config set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoUUID <uuid_value>
    • オンライン KCS アクセス (非認証およびユーザー制限付き) の場合:

      このアクセス方式を使用する場合は、access_method の値を指定する必要はありません。

      例:
      onecli config set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoUUID <uuid_value>

      KCS アクセス方式は IPMI/KCS インターフェースを使用します。この方式では、IPMI ドライバーがインストールされている必要があります。一部のオペレーティング・システムには、IPMI ドライバーがデフォルトでインストールされます。OneCLI は、対応するマッピング・レイヤーを提供します。詳細については、『Lenovo ToolsCenter Suite CLI ユーザーズ・ガイド』を参照してください。このガイドにアクセスするには、以下を行います。

      1. Lenovo Support Portal に進みます。
      2. パネル上部にある「Downloads (ダウンロード)」タブをクリックします。
      3. 「ToolsCenter」の下で、「View ToolsCenter downloads」を選択します。
      4. 「Lenovo ToolsCenter Suite CLI」 を選択します。
      5. スクロールダウンし、リンクをクリックして、ご使用のオペレーティング・システム用の OneCLI バージョンをダウンロードします。「Online Help (オンライン・ヘルプ)」までスクロールダウンし、その下にある『Lenovo ToolsCenter Suite CLI ユーザーズ・ガイド』をダウンロードします。
    • リモート LAN アクセスの場合、次のコマンドを入力します。

      リモート LAN アクセス方式を使用し、クライアントから LAN を使用してIMM2にアクセスする場合、「host」および「imm_external_ip」アドレスは必須パラメーターです。
      [−−imm imm_user_id:imm_password@imm_externaln _ip]
      ここで、それぞれ以下の意味があります。
      imm_external_ip
      外部IMM2 LAN IP アドレス。デフォルト値はありません。このパラメーターは必須です。
      imm_user_id
      IMM2 アカウント (12 アカウントのうちの 1 つ)。デフォルト値は USERID です。
      imm_password
      IMM2 アカウントのパスワード (12 アカウントのうちの 1 つ)。デフォルト値は PASSW0RD (O ではなくゼロ 0 を使用) です。
      ユーザー ID およびパスワードのデフォルト値を使用しない例:
      onecli config set SYSTEM_PROD_DATA.SYsInfoUUID <uuid_value> [−−imm imm_user_id:imm_password@imm_internal_ip]
      ユーザー ID およびパスワードのデフォルト値を使用する例:
      onecli config set SYSTEM_PROD_DATA.SysInfoUUID <uuid_value> 
    • ブート可能メディア:

      ToolsCenter Web サイト (Lenovo ToolsCenter Web サイト) から入手可能なアプリケーションを使用してブート可能メディアを作成することもできます。「ToolsCenter」ページをスクロールダウンして該当するツールを見つけてください。

  5. サーバーを再起動します。