電源キャップ

電源キャップ: ユーザーが電力消費量のワット制限を設定できます。個々のノードに適用すると、ノードの電力消費量の上限が割り当てられたレベルに設定され、エンクロージャーに適用すると、エンクロージャー全体の電力消費量の上限が設定されます。電力節約が有効な場合、個々のノードまたはすべてのノード (エンクロージャー・レベル) が最低パフォーマンス・モードで動作します。

• ドロップダウン・メニューから「エンクロージャー電源キャップ」または「ノード電源キャップ」を選択します。

• 電源キャップ値を入力してボックスにチェック・マークを付け、「適用」をクリックして電源キャップを有効にします。

• 電源キャップの有効 (オン) または無効 (オフ) は、電源キャップ値とは無関係に適用されます。ただし、入力値なしで電源キャップが有効になっている場合、ユーザー電源キャップ値が指定されておらず、電源キャップが適用されないことを表すため、テキスト・ボックスが空になります。値が入力されていても、有効にチェック・マークが付けられずに適用されている場合、値は保存されますが適用されません。

• 電源キャップ値は、ノード/エンクロージャーの最小インベントリー電源から最大電力インベントリー電源の範囲内に限定されます。

• ノード・ドメインには、3 タイプの電源キャップがあります。ノードごとに「ユーザーの電源キャップ」値を設定できます。

• 「省電力」セクションで「有効」を選択し、「適用」をクリックして省電力をアクティブにします。

省電力: 電源キャップと同時に適用することができます。

• 「省電力」セクションで「有効」を選択し、「適用」をクリックして省電力をアクティブにします。

• 次の表は、省電力モードの詳細を示しています。

  表 1. 省電力モード

  モード	タイトル	説明
  無効にする	静的 (最大パフォーマンス)	システムは、ワークロードに関係なくフルスピードで稼働します。
  有効にする	静的 (最小電力)	システムは、ワークロードに関係なく最低パフォーマンス・モードで動作します。