安全に関する注意書き (R001-R009)
このセクションの安全に関する注意書きは、Lenovo 製品をラック・キャビネットに取り付ける際のマニュアルに記載されている場合があります。安全に関する注意書きは、人間に対して致命的、有害、または危険な可能性のある状況に対する注意喚起です。
R001
R001
注意
安全のため、ラック・キャビネットのすべての構成について国の安全基準に従っていることを検証するために、国の認定試験機関の認証を取得してください。このプロセスにより、通常の状態および予測可能な誤用の状態の下で、最終的な製品のオペレーターとサービス担当員に対する安全が確保されます。
R002
R002
危険
危険
- ラック・キャビネットのレベル・パッドは、必ず下げてください。
- ラック・キャビネットには、必ずスタビライザー・ブラケットを取り付けてください。
- 最も重量のあるデバイスは、必ずラック・キャビネットの下部に搭載してください。
- 必ず、ラック・キャビネットの最下部からサーバーおよびオプションのデバイスを取り付けます。
R003
R003
危険
危険
- 一度に複数のスライド・デバイスを引き出さないでください。
- スライド・レールのデバイスの最大許容重量は 80 kg (176 ポンド) です。この重量を超えるスライド・デバイスは取り付けないでください。
R004
R004
注意
デバイスの取り付けと取り外し、またはラックの再配置を行う前に、ラック資料にある説明を参照してください。
R005
R005
危険
危険
ラック・キャビネットに装着する際には、以下のガイドラインを順守してください。
- ラック・キャビネットのレベル・パッドは、必ず下げてください。
- ラック・キャビネットには、必ずスタビライザー・ブラケットを取り付けてください。
- 最も重量のあるデバイスは、必ずラック・キャビネットの下部に搭載してください。
- デバイスを取り付ける際は、必ずラック・キャビネットの下部から順に上の方に向かって取り付けてください。
- ラック搭載手順で指示されない限り、ラック・キャビネットから同時に複数のデバイスを引き出さないでください。複数のデバイスが保守位置に引き出されると、ラック・キャビネットが転倒するおそれがあります。
- ラック・キャビネットをしっかりと確実に固定してください。
R006
R006
注意
ラックに装着されたデバイスを棚として使用する場合を除いて、ラックに装着されたデバイスの上にはものを置かないでください。
R007
R007
危険
危険
- ラック・キャビネット内のデバイスの電源コードは、ラック・キャビネットの近くにあり、容易にアクセスできるコンセントに接続してください。
- 各ラック・キャビネットには 2 本以上の電源コードが使われている場合があります。ラック・キャビネット内のデバイスに保守を行う前に、必ずラック・キャビネットのすべての電源コードを切り離してください。
- 複数の電源装置 (電力配分装置または無停電電源装置) が同一のラック・キャビネットに取り付けられている場合は、緊急時電源オフ・スイッチを取り付けます。
- ラック・キャビネットに取り付けられているすべてのデバイスは、同じラック・キャビネットに取り付けられている電源装置に接続してください。あるラック・キャビネットに取り付けられているデバイスの電源コードを、別のラック・キャビネットに取り付けられている電源装置に接続しないでください。
R008
R008
危険
危険
分岐回路に過負荷がかかると発火や感電の危険性が生じます。このような危険を避けるため、システムが必要とする電源容量が電源回路の安全容量を超えないことを確認してください。ご使用のデバイスの電気仕様はデバイスに付属のマニュアルに記載されています。
R009
R009
注意
再配置を行う場合、エンタープライズ・ラック・キャビネットの上部にあるコンポーネントから取り外すと、ラックの安定性が向上します。同じ室内または建物内で、装置を取り付けてあるラック・キャビネットを再配置する場合は、以下の一般ガイドラインに従ってください。
- ラック・キャビネットの最上部から順番に装置を取り外して、ラック・キャビネットの重量を軽減します。可能な場合は、ラック・キャビネットを受け取ったときの構成にラック・キャビネットを復元します。この構成が不明の場合は、以下の手順を実行する必要があります。
- 32 U およびそれより上の位置にあるデバイスをすべて取り外します。
- 最も重いデバイスは、ラック・キャビネットの最下部に取り付けてください。
- ラック・キャビネットの 32 U ポジションより下に取り付けられたデバイス間に空き U ポジションがないことを確認します。
- 再配置しようとするラック・キャビネットがラック・キャビネットのスイートの一部である場合は、該当のラック・キャビネットをそのスイートから切り離します。
- 予定している経路を点検して、潜在的な危険を取り除きます。
- 選択した経路が、装置を取り付けたラック・キャビネットの重量に対応できるかどうかを検査します。装置を取り付けたラック・キャビネットの重量については、ラック・キャビネットに付属の資料を参照してください。
- すべてのドアの開口部が少なくとも 760 x 2,030 mm (30 x 80 インチ) あることを確認します。
- すべてのデバイス、シェルフ、ドロワー、ドア、およびケーブルが保護されているか確認します。
- 4 つのレベル・パッドを一番上の位置に引き上げておいてください。
- ラック・キャビネットにスタビライザー・ブラケットが取り付けられていないことを確認します。
- 傾斜が 10 度を超えるスロープは使用しないでください。
- ラック・キャビネットを新しい場所に移動したら、以下の手順を実行します。
- 4 つのレベル・パッドを下げます。
- スタビライザー・ブラケットをラック・キャビネットに取り付けます。
- ラック・キャビネットからデバイスを取り外した場合は、ラック・キャビネットの下部から上部方向へ入れ直していきます。
長距離の再配置が必要な場合は、ラック・キャビネットを納品時のラック・キャビネットの構成に復元します。ラック・キャビネットは元の梱包資材、またはそれと同等のもので梱包してください。また、レベル・パッドを下げて、キャスターをパレットから離れるように持ち上げ、ラック・キャビネットをパレットにボルトで止めます。
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