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XCC パスワードの緊急リセット

XCC パスワードの緊急リセットが実行されると、セキュリティー確保のため、サーバーに保管されている SED AK がデフォルトでクリアされます。XCC パスワードの緊急リセット設定を確認して、データ・セキュリティーを強化し、データ損失を防止してください。

Lenovo XClarity Controller Web インターフェースにログインし、BMC 構成 > セキュリティー > XCC パスワードの緊急リセットを選択すると、設定が表示されます。

XCC パスワードの緊急リセット

XCC パスワードと UEFI パスワードの両方を紛失した場合でも、XCC パスワードの緊急リセット機能を使用して XCC パスワードをリセットすれば、アクセスを復旧できます。XCC パスワードの緊急リセット機能には、XCC パスワードの通常のリセット方法は該当しません。通常の方法は、XCC、UEFI、BoMC、OneCLI などのツールへのアクセスを認証されなければ実行できません。XCC パスワードの緊急リセット機能については、以下の情報を参照してください。

ThinkEdge SE100 については、ThinkShield Edge Mobile Management アプリで XCC パスワードの緊急リセットを実行できます。

サーバーの「システム・ロックダウン・コントロール」ステータスが ThinkShield Portal の場合、適切な権限を持つユーザーは、モバイル・アプリから XCC パスワードの緊急リセットを実行できます。

システム ロックダウン モードとモバイルアプリの設定について詳しくは、システムのアクティブ化またはロック解除を参照してください。

ThinkShield Edge Mobile Management アプリケーション・ユーザー・ガイド」については、 を参照してください。

XCC パスワードの緊急リセットの一環として SED AK をクリアする

SED 暗号化が有効な場合、XCC パスワードの緊急リセットが実行されると、デフォルトのアクションとして、サーバーに保管されている SED AK がクリアされます。SED AK が復元されない限り、SED に保管されているデータにはアクセスできなくなります。データ損失のリスクを軽減するために、SED AK をバックアップすることを強くお勧めします。詳しくは、自己暗号化ドライブ認証キー (SED AK) の管理を参照してください。

SED AK のクリア・アクションは XCC で変更できます。

  • XCC パスワードの緊急リセットの一環として SED AK をクリアする

    • デフォルトのステータスは「有効」です。ボタンを押すと、ステータスが「無効」に変わります。

重要
サーバーの「システム ロックダウン モード」のステータスが XClarity Controller になっていて、「SED AK のクリア」が無効になっている場合、パスワードのリセット後にデフォルトの資格情報でログインすると、SED 内のデータにアクセスできる場合があります。セキュリティー上のリスクを回避するため、「SED AK のクリア」は「有効」のままにしておくことを推奨します。
XCC パスワードの緊急リセットではなく、XCC、UEFI、BoMC、OneCLI などのツールを使用して XCC パスワードをリセットした場合は、サーバーに保管されている SED AK はクリアされません。